冬物語 (ページ10)

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プレゼントページ10

*

直人「・・・俺が悪かったよ」

「え・・」

怒られると思って
待ち構えてたのに
急に謝られた

直人「こんな日まで仕事で・・・」

「それはしょうがないよ・・・」

直人「・・・しょうがないで許してくれんの？」

「許すも何も・・仕事だし・・」

直人「・・・だから此処に、そんな格好して居るんだろ？」

「・・ごめん・・だって・・・寂しいもん・・・」

直人「・・・だよな・・」

そう言ったかと思ったら
抱きしめられた

ぎゅぅぅぅぅ

「直人？」

直人「・・・これからも・・イブだからって一緒に居てあげられないし、記念日も誕生日も一緒に居られないかもしれない・・」

「ん・・」

直人「・・・だからって、こんなとこ来ないで欲しい・・」

「・・ごめん・・」うる

直人「・・・はぁ・・ハルカちゃんから聞いてさ、すっ飛んで来たんだ」

「ごめん、もう心配かけないから・・」

直人「また俺に黙ってこんなことしたら・・・」

「・・・・」ゴクリ

直人「・・・閉じ込めるから」真顔

「え・・」汗

直人「さ、帰ろ」笑

今、閉じ込めるって言った？

ど、何処に？||||

「ねぇ・・何処に？」汗

直人「ん？・・さぁね」ニヤリ

片岡Aになって
もらうなんて

まだ言えねぇーから

とりあえず誤魔化した

「いやいや、帰れないから」汗

直人「却下、そんな姿で放置できるかっての」ムッ

「店長に怒られるよ」汗

直人「却下、プレゼントいらないの？」

「え！あるの？」ワクワク

直人「ある」キッパリ

「帰る！！」笑

直人「よしよし、いい子だねぇ」笑

プレゼント

俺ですけど笑

期待してるAには
悪いけど

こんな時間に
思いつきでなんかで
プレゼントできるわけないじゃん

MerryChristmas！

END