しあわせ ページ33
*
目の前には
臣さんのマンション
和希くんが気づいてないのか
気にしながら和希くんを見た
「・・ココだよ」
和希「へぇ・・こんないいとこ住んでんだ」感心
「い、行こう？」苦笑
臣さんの家は
知らない様子の和希くんに
ちょっとホッとして
エントランスをくぐって
中へ入った
エレベーターに
乗り込んだ瞬間
和希くんに抱きしめられた
「・・・」///
和希「ここなら、誰も見てないだろ・・」
「・・うん・・」笑
自分の階数に着くまで
ずっと抱き合ったまま
離れることはなかった
ボン
エレベーターを降りて
部屋の前に着くと
ドアノブにコンビニの袋が
ぶら下がっていた
「・・何だろう・・」
和希「何？」
中を見たら
リンゴがいっぱい入っていた
和希「すげぇ・・こんなにたくさん・・」
「・・・おいしそう」笑
こんなことするのは
臣さんしかいないって
わかってるけど
言えないから
袋を取って中へ入ろうとしたら
和希「・・それ大丈夫？誰がくれたのかわかんないのに食うの？」
「え・・あ・・うん、たぶんこのマンションの人だと思う。いつも頂いてるから・・」汗
和希「何だ、そっか・・ならいいんだ」
「・・うん、入って？」
ココロが痛むけど
言ったらきっと
不安にさせてしまうから
臣さんの名前は出せなかった
.
和希くんは
ソファーに転がって
私はリンゴを剥いでいた
和希「前の俺の部屋より全然いいね」
「・・そう？私は和希くんの部屋の方が本当は好き・・想い出がいっぱい詰まってたから・・」
和希「・・・それ言われたら俺も」笑
リンゴが剥けて
和希くんの隣へ
腰を下ろした
「どうぞ」ニッコリ
フォークにリンゴを刺して
和希くんに向けた
和希「あ・・・食べさせて？」
和希くんは口を開けて
嬉しそうに待ってる
「仕方ないなぁ・・」笑
そう言って
自分が噛り付いた
ガブリ
和希「あ！何やってんだよ」笑
「へへ、いただき」二ッ
和希「やべぇ・・何このやり取り」笑
「楽しいね・・」笑
久しぶりに
じゃれ合って
しあわせで堪らない
時間を過ごした
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 135人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
nobu(プロフ) - こっとんさん» いつも、楽しみにしてくれて嬉しかったです！いつか続編書きますね！こっとんさんありがとうございました(≧∇≦) (2016年11月17日 8時) (
レス) id: 7fdd3268ba (このIDを非表示/違反報告)
nobu(プロフ) - かほさん» ありがとうございます＼(^o^)／嬉しいで(T▽T) 他の話が落ち着いたら和希くんの新作頑張りたいと思います！かほさんありがとうございました(*^^*) (2016年11月17日 8時) (レス) id: 7fdd3268ba (このIDを非表示/違反報告)
こっとん(プロフ) - 続き…いつか続き待ってます(；＿；) (2016年11月17日 4時) (レス) id: 9ec2d8728c (このIDを非表示/違反報告)
かほ(プロフ) - 終わってしまって悲しい気持ちもありますが。。。1番好きな小説でした！！！ ぜひ、続き読みたいです(o^^o) (2016年11月16日 18時) (レス) id: e5ac655542 (このIDを非表示/違反報告)
nobu(プロフ) - こっとんさん» ありがとうございます＼(^o^)／ゆっくりですが、頑張ります(*^^*) (2016年11月11日 22時) (レス) id: 7fdd3268ba (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：nobu
| 作成日時：2016年8月31日 14時
