履けるようになった ページ31
*
和希くんから
連絡が来て
近くの公園へ迎えに来た
夜の公園は静まり返っていて
ちょっと怖い
辺りを見渡したけど
まだ和希くんは来てなかったから
ベンチに座って待つことにした
待ってる間
スマホを見ていたら
急に目の前が真っ暗になった
「和希くん？」
登坂「違うわバーカ」
覆われた手が離れて
視界には登坂さんの顔
「帰りですか？」汗
ビックリした
てっきり和希くんだと
思ってたから・・
登坂「そ、和希と待ち合わせなんだろ？」
「はい」ニッコリ
登坂「俺もいていい？」ニヤリ
「・・・え・・い、いいですよ居ても」苦笑
登坂「ムカつくなぁ、一瞬悩んだだろ」ムッ
「へへ、ごめんなさい」ペコリ
登坂「まぁいいや、コレやるよ」はい
「え、いいんですか？」
登坂「特別な、俺のサイン付き」笑
「わぁ、写真集ですね！ありがとうございます」笑
登坂「・・まだ履いてくれてんだ？」
登坂さんの視線が
足元に向けられた
「あ・・コレですね」笑
自分が履いてる
コンバースのハイカット
昔登坂さんが私とお揃いで
プレゼントしてくれたもの
もったいないのと
やっと登坂さんとの
想い出を吹っ切れるよになった
今までずっと履けないでいたけど
ここ1年くらい前から
履きだしたんだ
登坂「俺も履いてるよ」笑
「・・・そうですか・・」
登坂「お前と、別れてからずっと履けなかったけど、やっと諦めついて履けるようになった」笑
「・・・同じです・・」
登坂「・・・そっか・・」
「・・いっぱい、ありがとうございました」
登坂「・・・礼なんて言われることしてねぇーよ。もう帰るわ」
「おやすみなさい」笑
最後の別れ
みたいになってきたから
さっさと帰ろう
Aの顔見たら
連れて帰りたくなるから
視線は合わさずに
公園から出たんだ
・
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nobu(プロフ) - こっとんさん» いつも、楽しみにしてくれて嬉しかったです！いつか続編書きますね！こっとんさんありがとうございました(≧∇≦) (2016年11月17日 8時) (
レス) id: 7fdd3268ba (このIDを非表示/違反報告)
nobu(プロフ) - かほさん» ありがとうございます＼(^o^)／嬉しいで(T▽T) 他の話が落ち着いたら和希くんの新作頑張りたいと思います！かほさんありがとうございました(*^^*) (2016年11月17日 8時) (レス) id: 7fdd3268ba (このIDを非表示/違反報告)
こっとん(プロフ) - 続き…いつか続き待ってます(；＿；) (2016年11月17日 4時) (レス) id: 9ec2d8728c (このIDを非表示/違反報告)
かほ(プロフ) - 終わってしまって悲しい気持ちもありますが。。。1番好きな小説でした！！！ ぜひ、続き読みたいです(o^^o) (2016年11月16日 18時) (レス) id: e5ac655542 (このIDを非表示/違反報告)
nobu(プロフ) - こっとんさん» ありがとうございます＼(^o^)／ゆっくりですが、頑張ります(*^^*) (2016年11月11日 22時) (レス) id: 7fdd3268ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nobu
| 作成日時：2016年8月31日 14時
