ai ta 心 2

懐かしい ページ19

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美味しいごはんと
美味しいお酒に
会話が弾む







同じテーブルに
みんな集まって
高3の時にクラス全員で行った
小さい島に明日行こうって話になった






太郎「行けるヤツだけでも行こうぜ」




美玲「いいね！！私はクラス違ってて行けなかったけど行っていいの？」




太郎「いいに決まってんじゃん、明日は今の想い出作ろうよ」





「ホントだね明日は今日のメンバーで楽しもうよ」笑





美玲「楽しみだね」笑






「うん」笑







この後二次会で盛り上がって
久しぶりに弾けてしまった









翌日







待ち合わせの
フェリー乗り場で
集合して島へ
みんなで向かった






結局集まったのは数人で
それでもみんな昔を思い出して
楽しんでいた







「此処で夜中みんな集まって話たんだよね」懐かしいなぁ






太郎「そうそう、あん時さ和希のヤツAに告るって張り切ってたんだぞ」





「え・・」






美玲「何それ聞いてない！私と付き合ってたのに」ムッ






太郎「は！ヤベ・・つかもういいじゃん今は付き合ってねぇーんだし昔話じゃん」苦笑





美玲「今度会ったら問い詰めなきゃ！ね？A」笑






「・・アハハ・・そうだね・・」






太郎「アイツも来れたらよかったのにな・・」残念だ






美玲「芸能人は忙しいからね、今からはもっと会えないんじゃない？」苦笑






「・・・」






そういえば
あの夜眠れなくて
一人で浜辺に行ったのを
想い出した




あの時は真っ暗で怖かったし
和希くんは美玲と付き合ってたから
告白されるなんて
全く思ってなかった






だから






相手してって言われても
和希くんから逃げちゃったんだ







あの時
和希くんの相手してたら
好きって言ってくれてたのかな







・・・






何考えてんの.私
昔のことじゃん
それも学生時代








後々は付き合えたけど






結局別れちゃう運命だ









「・・・はぁ・・」






太郎「何だよそのため息は」笑





「え・・ううん、昔に戻りたいな・・・って」苦笑





美玲「和希と別れたこと後悔してんの？」





「・・・してない」苦笑









後悔というか




未練タラタラな自分が
嫌で堪らない






だって






みんなといたら
和希くんの話ばっかり








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