ai ta 心 2

うれしい ページ2

*









女の子たちに捕まった
和希くんに
これは近づけないと思い





そぉーっと
コンビニを後にした









歩きながら
空を見上げたら
満天の星空に胸が詰まった








「・・なるようになるか・・」苦笑






先のことばかり
考えてても悪いことしか
頭に浮かんでこないから







もう考えるの止めよう







もし
この恋が終わっても
運命のヒトならまた
出会うはずだし








って・・







やっぱり終わる前提で
考えてる自分に








ため息が零れた









.









自宅





お風呂から出ると
和希くんが帰ってきていた






「あ、お帰り」笑





和希「ごめんな、先帰らせちゃって」マジゴメン





「ううん、ファンを大事にする和希くん見て尊敬したよ」笑




和希「へへ、マジ？」笑





「うん」笑








ソファーに座ってる
和希くんの隣に腰かけた









和希「・・・やっぱ、もう一緒には歩いたりできねぇのかな・・」はぁ





「・・・寂しいけど、できないね」






和希「・・・A」






和希くんは私のお腹に
抱き付いて膝に頭を落とした







「・・・でもこうやって家で一緒にいられるから・・」笑






和希くんの頭を撫でながら
泣きそうになる自分と
戦った









和希「結婚しよっか・・・」






そう言われて
我慢してたナミダが流れ出した








「・・・っ・・気持ちだけで・・うれしい・・」グス






和希「え？泣いてんの・・」汗






泣いてる私にビックリした
和希くんは急に起き上がった






「・・へへ・・っ、うれしくて・・」泣笑







和希「・・・・」









そんなAに
堪らなくなって
口づけた









.

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