此処から

いただきました ページ47

*






「わたし、晩ごはん作るよ？」



隆「………作れんの？ 」




「つ、作れるよ！」


隆「俺、お腹壊さない？」笑


「………わかんないから、薬買っていこ！」汗



そこ怒るとこでしょ？
本気モードって………
マジで
薬？！



ちょっと焦ったけど
本気で薬買って
心配そうなAちゃん


俺


腹下ってもいいわ




そんな頑張ろうとしているAちゃんを見ていたら
腹下っても、下ってないフリしないとヤバイ気がしてきた



隆「それで何作ってくれるの？」



「いろいろ考えたんだけど
………………これなんてどう？」




見せてくれた


その




お？




う？





それは冷凍のうどんだった





笑





隆「うん！いいじゃん俺もそれ食べたい」笑




自分から作ると言って
冷凍のうどんって言った子は
Aちゃんが初めてで


やっぱ



読めないわマジで笑



「ちょっと軽蔑したでしょ？」



隆「いや、正直で
もっと好きになったわ」


「なんか隆二くんのこと、心配になってきた」




隆「なんで？」



「やさしいから、やっぱりモテるんだろうなと思って」



隆「モテねーし、好きじゃない子にモテても意味ないじゃん」


「そうだけど…………」




隆「俺は
Aちゃんにだけモテればいいから」



「そういうこと普通に言うから……
照れる///」


隆「早く作ってよ」



「うん」




こうして何気ない一日が終わり


隆二くん家の帰り際



隆「これあげる」



そう言って手を握られた



私の掌には



鍵？




「これは……… 」




ここの




隆「俺の家の合鍵」




「いいの？」




隆「いつでも来ていいから」




じ〜ん/////



「ありがとう
わたし料理頑張るね」


隆「そんな頑張らなくていいから
Aちゃんと
ちょっとでもいっしょにいたいだけだからさ」



「隆二くん、本当ヤバイから
もう、それ以上言わなくていいから」



嬉し過ぎて恥ずかしいから
私
今真っ赤になってるよ

隆「俺もヤバイから」



そう言って抱きしめられて



やさしいキスが降ってきて



こんなにしあわせだと





恐くなる

強引に→←いつか

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