此処から

失態 ページ42

窓から入る光が眩しい




7:30か


私は今日は休みだけど隆二くんは？


起こしたほうがいいのかな




隣で気持ち良さそうに眠っている隆二くんを覗き込んでみる




寝息が凄くておもしろい



「ぷっ！……… 」


無防備過ぎて
見ていて
この人が日本を代表するグループの人だと思うと不思議だなぁ


私なんかで本当にいいのかな



そんなことを考えていると



部屋のインターフォンが鳴る





ピンポーン






「隆二くん起きて！誰か来たよ！」





隆「………………ん…………………」





寝返りはうつけど、起きない



ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン



あ！！



この押方はガンちゃん？！



急いで服を着てドアを開けた




ガチャ




ゆっくりドアを開けようとしたら




？？？？？「おはようございま〜す！！！！！」☆☆☆◎○※



雪崩のように人が入ってきた



朝から凄いテンション



山下「はあ〜?！どういうこと？！なんでAちゃんがおんねん？」


メンディー「隆二さん裸だし！ダメンディっす！」

隆「…………………え？…………………なに？、うわ〜」汗


入ってきた人を確認するとEXILETRIBEメンバーがズラリ……


人数の多さに圧倒される




隆二くんはみんなにいじられ
突っ込まれていた





将吉「ごめん、ちょっとしゃべったらみんなテンションあがっちゃって…押し掛けることになったんだ…ははは…」




どうしよう


こんな失態さらしちゃって
隆二くんが怒られる


「ごめんなさい！私が悪いんです隆二くんは悪くないので…」



将吉「ちょっとこっち来て」



出口の皆から見えない所に連れて行かれ



将吉「ひどいなぁ」


そう言って将吉さんは私の首筋に触れる



「ひゃっ、つ、冷たいっ」


将吉「ごめんごめん、隆二のヤツ
えげつないなぁ〜笑・・・キスマーク付け過ぎだって！！」


「え！ホントですか？」


近くの壁の鏡を覗くと・・・無数のうっ血した痣でいっぱいだった


「こ、これは・・だ、ダニです！！ダニに噛まれたんです
多分・・」汗



将吉「・・・ダニねぇ・・悪いダニだね」笑




笑いながら
将吉さんは自分が巻いていたストールを
首に巻いてくれた




将吉「悪いダニには反省文書かせないといけないなぁ」笑



恥ずかしくて何も答えることができない



私だった

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