三話…風呂場… ページ4
………………
―――12分後―――
Aとﾍﾞﾙは
ｳﾞｧﾘｱｰｱｼﾞﾄの前に着いていた
ﾍﾞﾙ「…体、大丈夫か？」
ﾍﾞﾙは自分の腕の中で
少しグッタリしているAを
気に掛けながらｱｼﾞﾄ内に入る
貴「…大丈夫だよ」
力無く笑うAの顔色は
明らかに悪かった
ﾍﾞﾙ「すぐ風呂場に
連れてってやっから……
もう少し頑張れよ……姫」
そう言いながらAの頭を
軽く撫でるﾍﾞﾙ
貴「姫…？」
ﾍﾞﾙ「…そ、
だって俺 王子だから
………Aは姫♪ 」
貴「…？」
Aは何故か首を傾げながら
ﾍﾞﾙを見つめている
ﾍﾞﾙ「俺…、
何か変な事言ったか？」
貴「…いやっ…別に……」
ﾍﾞﾙ「じゃあ…
あんま…こっち見んなって…」
そっぽを向いたﾍﾞﾙの顔は
真っ赤に染まっていた
貴「ご…ごめんっ……」
Aもあわてて顔を逸らす
…そうこうしている内に
風呂場の前に到着した
ﾍﾞﾙは風呂桶の中に
ゆっくりAを下ろし
蛇口をひねって水を出す
ﾍﾞﾙ「…これで
とりあえず大丈夫か」
そう呟いて、腕を組みながら
徐々に溜まってゆく
冷水を眺めていた
…一方 Aは
少しずつ元気を取り戻し
軽く尾ビレを動かしている
ﾍﾞﾙ「…なぁ姫、
会った時から思ってたんだけど
姫って…
童話とかによく出てくる
マーメイドってヤツ？」
貴「違う」
…Aはﾍﾞﾙの言葉を
ハッキリと否定をした
ﾍﾞﾙ「じゃ…
何なんだよ…その足」
ﾍﾞﾙがそう問いかけると
再びAの顔色が悪くなり、
少し迷いながら…口を開く
貴「……。
この足は…『う゛お゛ぉ゛い!!
ﾍﾞﾙ!!! 報告はどぉしたぁ゛!?』
…王子、あの人何なの…？」
会話の途中、突然ドアが開き
鼓膜が破れそうな程
大きな声が風呂場に響いた
ﾍﾞﾙ「げっ…ヤッベェ―…
報告 忘れてたし
……スク先輩、
ちょっとその女…頼んだぜ？」
ﾍﾞﾙはそう言い残すと
猛スピードで走り去って行く…
…風呂場は
二人きりになった
？「誰だぁ゛…てめぇ…」
……………
ラッキーアイテム
革ベルト
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siho0613(プロフ) - 面白かったです！ よかったらお友達になってください(>_<) (2011年5月12日 22時) (携帯から) (
レス) id: 565e03e372 (このIDを非表示/違反報告)
★NAMi★(プロフ) - ★マカロン伯爵SAN★読ンでくれてありがとうござぃマス｡* 友希 全然okデスよ♪(o^∀^o) 奈美でよければ、よろこンで☆ (2011年5月5日 19時) (携帯から) (レス) id: e54086ebae (このIDを非表示/違反報告)
マカロン白書(プロフ) - 面白い☆更新頑張って))友希よろしい?? (2011年5月5日 17時) (レス) id: bcf20a9258 (このIDを非表示/違反報告)
★NAMi★(プロフ) - ★皆SANえ★ またまた更新が遅れてしまぃました…(ρ＿；) やのに見捨ずに見てくれている皆SANにわホンマ感謝デス！｡* 一人一人にコメ返せなくてゴメンなさぃ;; 忙しくて…｡ また時間作ッて返せるように努力しマス！ デワデワ>>> (2011年5月4日 20時) (携帯から) (レス) id: e54086ebae (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - ひさしぶりんこ!!・・・ぎゃあああああああああああああヤバいヤバいばれちゃうね☆←なんでこんなにもう/ざいんだろうｗ これも切ないねナンかすっごい切ないね泣いちゃうよマジでせつないよおおおおおお (2011年4月30日 10時) (レス) id: 91d84142e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：★NAMi★
