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６３話目 消失した孤独 ページ17
朱流side
泣きそうになる……
守られていただけで何ひとつ出来なかった
だからこそあがき続けた
いつか……
変わった自分を見てもらうために……
でもね……
俺、わかったんだ……
何でA兄ちゃんが人形になってまで俺達を守ったのか
ごめんね……
今まで気づけなくて
A兄ちゃんがどれだけ俺のことを大切にしていたかを知っていたのに……
貴「朱流……？」
この天使には敵わないな……
朱「朝焼けに染まる僕 君には見えなくて 煌めきから消えるように そっと別れよう それが君の未来」
反逆者……
俺はまだなりきれていなかった
だからね……
朱「今度は俺が兄ちゃんを守るよ」
例え……
それがこの学院の皆と敵対することになってもね……
貴「成長したね……、終焉の契約者……」
だって、俺は兄ちゃんと居たいから……
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長かった……
朱流編完結です‼
今までで一番話を考えるのに時間がかかった人物です
さてさて……
加勢から始まり南緒、タクト、櫂と概、朱流と"survival"メンバーの過去を振り返ってきましたが残りのメンバーが瑠斗と羽毛です
瑠斗と羽毛はそれぞれ4話構成で書いていこうと思っています。
また、その後はAの過去編となります
Aは過去編と言うよりはトラウマの克服に近いかと思われますが……
そしてAトラウマ編後、エンディングの卒業です‼
学院の天使は何を思い託すのかをお楽しみにしていてください‼
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作者名：黒魔剣士 | 作成日時：2018年6月22日 19時
