幸せ ページ13
リンクから出ればエキシビションに参加していたみんなから拍手が起こりヴィクトルが勢いよく私を抱きしめた。
その行為に驚いているとユーリくんがヴィクトルをベリっとはがし私を自分の方へと引き寄せる。
「何してんだよ！ヴィクトル！！」
「え？おめでとうのハグ？」
「意味わからねぇし！俺のか、か…彼女に…触るな…」
「んー？声が小さくて聞こえないな？ユリオ何て言ったの？？」
「あぁ！もう！！A、行くぞ！」
「あ、え！？」
手を引かれユーリくんについて行けば外に出る。
冷たい風に体を震わせればユーリくんが着ていたジャージを私の肩にかける。
「寒くないか？」
「私は大丈夫だけどユーリくんは？」
「寒くないから気にすんな。悪い、外に連れ出して…。」
「ううん。私も静かなところでユーリくんと話したかったし…。あ、あそこのお店に入らない？何か温かい飲み物でも飲んで話そう。」
ユーリくんが頷くのを確認して2人でお店に入りそれぞれ飲み物を注文し椅子に座る。
何だか恥ずかしくて…だけど嬉しくて…。
「どうかしたのか？」
「あのね…幸せだなぁって。私、ユーリくんのこと本当に大好きみたい。」
ユーリくんに笑いかけて言えば彼は片手で口元を抑える。
「ユーリくん？」
「駄目だ…見るな…ニヤけてて気持ち悪いから…」
「き、気持ち悪くなんかないよ？ユーリくんは…いつもかっこいいと思う。」
「っ…わ、話題変えるけど来シーズンからお前ロシアで練習するんだよな？」
「うん。ヤコフさんともちゃんと話したし…しっかりしないとね…。」
「何かあったら俺が支える。だから無理するなよ。」
「…ありがとう。」
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マグロ(プロフ) - はなさん» コメントありがとうございます！はなさんのコメントを読んでいて嬉しい気持ちでいっぱいになりました！もう少しで完結になってしまいますがそれまで応援していただければ…と思います！！ (2017年1月17日 14時) (
レス) id: 713f1b37ee (このIDを非表示/違反報告)
はな - きゃー！！一気に読んでしまった、、、原作の中に溶け込むというより元から主人公がいたかのよう、、、とてもオリジナルが強くて面白い！！はやくエキシビション完成してー！！純粋な恋愛にドキドキ！そしてGPF優勝おめでとう！少し潤んでしまいました (2017年1月16日 21時) (レス) id: 49dd1bf8fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マグロ | 作成日時：2017年1月9日 12時
