最終回だよ！きっとね(前編) ページ9
「人使いが荒いわね、マスター」
そこに現れたのは３人の女性だった
「どうも、お久しぶりです。ライダーさん、メディアさん、メディアリリィさん。早速ですが、ここに"居る"人達を文字通り」
「えぇ、わかってるわ、生き返らせて下さい。でしょう？きっちり魔力は頂くけど、大丈夫？」
「はい、好きなだけ」
、、ライダーさんはえーと、、私は等と呟いている
「いやちょっと全部終わるまでそこの人に殺されないように守って欲しくて、いや、鶴丸さん安心して下さい終わったら返すんで」
マスター！？殺されるって？え？
と、ライダーさんが困惑しているが、まぁしょうがないね！
「準備は整ったわ」
ライダーさんが私の負担を軽減するべく私を抱える。
「こちらは何時でも。」
「OK!」
メディアさんとメディアリリィは、2人でハイタッチするように手を繋ぎ、詠唱を始める
「この場に迷いし魂たちよ、彷徨えし魂たちよ、聞こえるならば答えて欲しい、まだ、生きたいか。このマスターはそなたらを決して雑には扱わぬであろう。それは我々が保証する、問おう、生きたいか？」
すると、生きたい、生きたい、いちにぃ！、小夜、、！等と声が聞こえてくる。
私はふらふらしつつ、後ろに振り向く
「どうか説得してほしい！今まで消えた自分の仲間、身内に、今度は大丈夫だと！自分達が守ると！誓ってほしい。彼らの意思があれば、彼女達はまた、本当の意味での同一人物を、ここに顕現出来る！」
鶴丸さんは暫く思案したあと、藁にもすがる思いなのか、
「おい！大倶利伽羅！聞こえるか、俺だ。光坊も俺も、またお前と会えるのを待ってる、今度あんなのが来たら切り伏せてやる！だから帰ってこい」
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作者名：桜神蒼空 | 作成日時：2017年4月4日 1時
