＊ ページ9
真っ赤に染まりながら有岡大貴は歩く
右手には伊野尾慧の命を奪った包丁が握られていた
ar「…ふふふ」
軽く笑いながらフラフラと歩く
ar「後一人…そうすれば、俺は」
ym「染まっちゃったね、大ちゃんも」
歩いていると山田涼介が声をかけてきた
いなかったはずの人物の登場に有岡大貴は包丁を構える
ym「その包丁で誰の命を奪ったの？
まぁ、別に誰でもいいけど」
ar「山田も、俺を殺すの？」
ym「別に、興味わいたら殺すくらい。
…健人もJ組殺しに歩いてるよ」
山田涼介は話すも有岡大貴にとって興味のカケラもなかった
ym「ん」
山田涼介は有岡大貴に手を出す
ar「何…？」
ym「未送信メール。
大ちゃんが持ってる情報全部ちょうだいよ」
有岡大貴は山田涼介を睨みつける
ar「なんでお前に未送信メール教えなきゃいけないんだよ。
欲しいなら殺せよ」
ym「はぁ…」
山田涼介はため息をつく
ym「最初は王様許さないとか言ってたのに今じゃその王様の命令に従ってるんだ。
…人間って本当にわかんないね」
ar「んなの知るかよ。
俺は生きる…もう優しい有岡大貴はいない」
有岡大貴は山田涼介に目掛けて駆け出した
ym「大ちゃん、俺は命令9には従わない」
山田涼介は有岡大貴の突進を交わす
ym「俺の命は俺自身で終わらせる。
誰かに握られるなんてごめんだ」
ar「だったら俺にその命くれよ‼︎
俺が生き残るために…」
ym「丙清村」
山田涼介の言葉に有岡大貴の足は止まる
ym「全ての始まり、丙清村。
大ちゃん、何か知ってるんじゃないの？」
ar「はぁ？」
ym「…丙清村にあった村民の住民票みたいなもの。
大ちゃんの名前あったんだけど」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 64人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
慧jump(プロフ) - うきなすしか勝たんるるるさん» コメントありがとうございます!!面白いと言っていただけて幸いです(*^^*) (9月19日 17時) (
レス) id: 8369fb793b (このIDを非表示/違反報告)
うきなすしか勝たんるるる - やばい！おもしろすぎる！！ (9月19日 17時) (レス) @page24 id: 748fa13fe5 (このIDを非表示/違反報告)
慧jump(プロフ) - Σさん» まさかの大ちゃん!!この後、大ちゃんがどう関わるのでしょうかね(*´艸`*) (9月12日 9時) (レス) @page10 id: 8369fb793b (このIDを非表示/違反報告)
Σ(プロフ) - おぉぉまさかの大ちゃんが⁉︎ (9月12日 8時) (レス) @page10 id: 593dbdd2a6 (このIDを非表示/違反報告)
慧jump(プロフ) - 桐山ななみさん» 生きていた�陲舛磴鵑任垢�、命令9の残酷さは終わりませんよ…(。-∀-) (9月10日 11時) (レス) id: 8369fb793b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：慧jump
| 作者ホームページ：http://wakabassl
作成日時：2023年9月8日 8時
