【桜蘭高校ホスト部】至って普通の男子生徒は双子に懐かれているようです【男主】

２４。ホスト部とバリとクリスマス＿庶民の感覚（ナンセンス） ページ28

１２月＿＿＿＿…

北風に聖夜の気配も色づく頃

ﾊﾙﾋ(しまった…つい図書室に長居してしまった；遅れると何されるかわからないし)

南校舎の最上階

北側廊下つきあたり

ﾊﾙﾋ「あ、A先輩！」

貴『あ、ハルヒ。遅刻かーｗ急いでても廊下は走るなよ』

ﾊﾙﾋ「はい。すいません」

貴『さて、今日はどんなセッティングかな〜』

ﾊﾙﾋ「ははは、けどまあ、彼等の言動にもだいぶ慣れてきたので、そう簡単に驚くような事は＿＿＿…」

ガチャ

扉を開けるとそこは






南国でした←

「「「「いらっしゃいませ！」」」」


ザアアァァ←波音の効果音

ﾊﾙﾋ「………」

光「なんだハルヒとAか」

馨「お客と思ってポジショニングしちゃったよ」

貴『なんだとはなんだ、コラ。喧嘩売ってんのかコノヤロー』←

ﾊﾙﾋ「暦によると確か今は12月下旬かと…」

環「ふふん！！冷気を恐れコタツに縮こまるなど庶民の感覚(ナンセンス)！！この完璧な空調設備は何の為だ？」

貴『少なくともこんなことの為にあるのではないな』←

光「もー！いいからAも着替えてきて！」

馨「更衣室に着替え置いてあるからね」

光・馨「「戻ってきたら前髪留めるからね！！」」

貴『ヘイヘイ』

横で環の言葉を華麗に流すハルヒ

環「＿＿＿＿！！クリスマスパーティーだよハルヒ！！」

ﾊﾙﾋ「…！！」

貴『…聖なる夜…か…』

私立桜蘭学院は

一に家柄 二にお金

財ある者は暇を持ち

かくしてホスト部とは

暇をもて余した高等部美麗男子６名と

彼等に８００万円の借金を負うハメになった庶民特待生

藤岡ハルヒ(実は女)と

自称、至って普通の男子高校生

猿渡A(実はイケメン)がおりなす

世にも華麗な金持ち遊戯なのでありました




ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾊﾟﾝﾎﾟｰﾝ←

《この後、前回のごとく、仕事中継とＮａｍｅ紹介が続きます故、カット》←




貴『おーおー…やってるなぁー…』

ﾊﾙﾋ「あ、A先輩」

そこに現れるのがやはり主人公←

片手にジュースの乗ったお盆を持ち

頭には光と馨に着けられたであろう

ハイビスカスの付いた髪飾りで前髪を留めている

貴『このハイビスカス付いてなきゃダメなわけ？』

光「普通のじゃ味気ないでしょ？」

鏡夜「ナイスだ。光、馨」←

このあと写真を撮られまくるA





Σ(＞Д＜貴)＜ﾔﾒﾛﾖ！ﾊｽﾞｶｼｲ！

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