【桜蘭高校ホスト部】至って普通の男子生徒は双子に懐かれているようです【男主】

１９。特待生と勘違い姫＿ヤキモチ ページ21

〜続けてハルヒside〜

環「それで、Aが探してるのか？お人よしだなぁお前は」

貴『誰かのだったら困ってるだろうなぁと思って』

環「はぁ、大体探し方がぬるいんだよおまえらは(ばさっ)」

上着だけでなくシャツも脱ぐ先輩

そして思いきり池へ手を突っ込む

貴『ぎゃぁー！！水飛んできた！！』

環「大丈夫大丈夫、水もしたたるっていうだろー？」

貴『あー…水もしたたるいい男？(ニヤッ)』

環「そーいうこと(ニヤッ)」

なぜかシンクロする先輩２人

環「ほーら、ハルヒも早く探せ！」

ﾊﾙﾋ「は、はい！」

環「確か拾い主は３割だったな…(ギラリ)」

ﾊﾙﾋ「それが金持ちの言う事か…」

貴『うわ、お前マジかよ』

それからしばらく探し…

ﾊﾙﾋ「あったあー！！！」

貴『やったあー！！』

環「バンサーイ！！！」

【むせび泣く人々】←

そしてその後

綾小路「へえ…それは大変だったわねえ。鞄がひとりでに池に落ちるなんて怖い話ね？」

ﾊﾙﾋ「ハァ…」

なぜこの人が自分に指名を…

今は部の活動をしていて

自分は綾小路さんに指名され

A先輩は先生に呼び出され今はいない

綾小路「でも、環様と猿渡くんのお手を煩わせるのはやり過ぎね。たかが安物の鞄を探すためでしょう？可愛がられてるなんて勘違いしないことね。環様があなたを構うのはあなたの育ちがめずらしいからよ」

そんなこと言ったら先輩が貴方の相手をするのは客だからですよと言いかけたがあわてて飲み込む←

綾小路「調子にのって環様にくっついているから、次々おかしな事が起こるんじゃないの…？」

要するに怪奇現象を起こしてビビらせて追い出そうと…

今時引っかかる子いるのかなぁ？←

綾小路「聞いてるの？」

ﾊﾙﾋ「…貴方が言いたいのは…つまりヤキモチ…」

そういった瞬間

ガシャン

ﾊﾙﾋ「わっ！」

綾小路「きゃあっ！助けて！！ハルヒくんが突然乱暴な事を！！」

ﾊﾙﾋ「え…っ」

えぇーーーーーーー；；

綾小路「やっぱり野蛮ね。誰か早くこの庶民を＿＿…」

バシャ

光「あ、ごめん」

馨「手がすべった」

光と馨が水をかけた

綾小路「な…っ」

バラバラ

鏡夜先輩が撒いた写真には綾小路が鞄を持っている写真だ

鏡夜「バレてないとお思いでしたか？うちの情報網を甘く見ないで頂きたい。別件の写真も勿論、押さえてありますよ？」

さすが鏡夜先輩、恐ろしい…；

そして、それに追い討ちをかけるように＿＿

２０。普通の子と勘違い姫＿立ち聞き→←１８。特待生と普通の子と落し物＿優しさ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す