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4話 ページ9

「だよな。
 俺なんて未だに彼女すらいないってのに…!」



降くんは、結構真剣な顔でコクリと頷いた。



「あははっ、それ言ったら私も…ってかここで働いてる人全員フリーじゃん」



「でもよー…
 皆イケメンじゃん、何回もお客さんに言い寄られてんじゃん…!
彼女つくろうと思えばいつでもつくれるだろ、あの人達は」



「確かに…
 でも何でさっさとつくらないんだろ?
この前宮地さんに言い寄ってた子、かなり可愛かったのに!」



もったいないなぁ。



あ、でも宮地さんとられちゃったら、お兄ちゃん取られたみたいでちょっと悲しいかも。



「…………、ねぇA?」



「?
どした?」



ぎゅっと拳を握りしめて、まっすぐ、射抜くように私の瞳を見つめた。



さっきまでの、自虐的な空気とは一変してシリアスな雰囲気が流れる。



え、なになに。



どうしたの。



なんだか、すごく大事な話な気がして生唾を飲み込んだ。



「どうしてさ、皆が彼女、つくらないか


知ってる?」



「…え?」



っえ、なんか。



訳あり、みたいな言い方。



なんとも言えない沈黙が流れた。



理由ってなんだろ、降くんの言葉を待っていと、漸く口を開いた。



「………っ

あっ

じゃ、じゃあ!またね!」



「……。」



えええええ!?

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設定タグ:黒子のバスケ , 逆ハー , 黄瀬涼太   
作品ジャンル:アニメ
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黒猫(プロフ) - 凪さん» いえ!今週にテストがあるので、来週からじゃんじゃん更新します!ありがとうございます! (2015年6月20日 21時) (レス) id: dff05ac2e2 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 今後とも更新を楽しみにしつつ陰ながら応援しております(^^) (2015年6月20日 20時) (レス) id: 319983c352 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 夢主様をかかせて頂いたのですが…下手な上に間違えて髪を結んでいる方向を右にしてしまいました…すみません(´・・`)http://img.u.nosv.org/uploader/files/d/5/3/d5385c12aee3f9df1a2ea1ddc39b9606.jpg (2015年6月20日 20時) (レス) id: 319983c352 (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - 強引なキセリョごちそうさまです← (2015年6月1日 2時) (レス) id: 13afa09ef6 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - ノックさん» 悪い大人の顔ですね( ˙-˙ )ww  この顔文字使ったら暗殺教室も書きたくなりましたww (2015年6月1日 0時) (レス) id: dff05ac2e2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒猫 | 作者ホームページ:http://uranai.  
作成日時:2015年5月25日 20時

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