検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:72,002 hit

寝起きのご主人様 ページ10

Aside

起きたら、下着姿にされていた。
ご主人様は私の服を抱きしめながら寝ていたようだ。
そのことを言うと、

「あれ…?俺が寝る前はちゃんと着てたのに」

まさか寝ながら脱がせたんですか。
どんな神経してるのこの人。

「と、とにかく。早く返してください」

「えー?嫌だ。いい匂いするし。下着見たいし」

「〜っ!」

ご主人様!
雇って一日しか経ってない女の子の下着を見るなんて酷いと思います!

「顔赤くして。可愛いな」

「えっ、そ、そのっ」

「嬉しそうな顔した。あーあ、分かりやすいなー」

可愛いなんて言われたの初めてだし、少し照れてしまった。

「違いますっ」

口ではそんなことを言うけど。
私がぷいっとそっぽを向くと、拗ねないで、笑いながら言ってきた。
子供じゃないし…とまだ拗ねていると、ふいに温かみが。

「へっ?」

抱きしめられている。
露出した肩に息がかかる。
腰にまわされた腕が直接触れて、緊張してしまう。

「俺の所有物だからな。これくらいはしてもいいだろ」

耳元で囁かれて、私の体はご主人様のもの、と頭に焼き付けられた気がした。
力んでいた体が、少しずつご主人様を受け入れ始める。

「やっと、任せてくれたな」

「ご主人様?」

ご主人様の顔を見つめると、何故か目をそらされた。

「な、なんだよ」

「私、お仕事、頑張ります!ご主人様を満足させます!」

そう言うと少し驚いた顔をして、そしてご主人様はドス黒く笑った。

「俺は中々満足しないぞ?欲張りだからな。Aの全部、吸い尽くしてやるよ」

いや違う。
今のは家事とかちゃんとしますよって意味だったのに。

「えっ…?そういう意味じゃっ、だめです!胸に顔押し付けないでください!」

やっぱりこのお仕事は大変そうです…。

お出掛け→←壊して、壊して、壊して



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (49 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
105人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

初雪 - フラグ設定しました。 (2017年8月9日 6時) (レス) id: 69961265d5 (このIDを非表示/違反報告)
ワッショイド - めっちゃ良いですね!(*´∇`*)続き気になります!(´д`|||)更新頑張って下さい!! (2017年6月13日 9時) (レス) id: 306d9c59e9 (このIDを非表示/違反報告)
初雪 - りんさん» ありがとうございます。やり過ぎた感があって少し反省していました(笑)。これからもよろしくお願いします。 (2017年6月3日 14時) (レス) id: 69961265d5 (このIDを非表示/違反報告)
初雪 - ネオンさん» ありがとうございます。掛け持ちしているので遅いけれど頑張ります。 (2017年6月3日 14時) (レス) id: 69961265d5 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ドSご主人様最高! (2017年6月2日 19時) (レス) id: c8d8e8120b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:謳歌初雪 | 作成日時:2017年5月20日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。