養殖その3。 ページ4
「…でも」
どれだけこの人がイケメンでも面倒臭いのは事実だし、バレーの知識もない。
「やっぱり、私には…」
「ん?わかとし、誰その子」
後ろから声をかけられて思わず癖でひゃっと声を出す。
実際驚いてなどいない。
「女子だ」
いや見たら分かるだろそんなもん。
「へー」
へーって!へーって何ですか!?天然なの!?
「あ、もしかしてマネージャー希望?」
「あ、いえ、私は…」
「え、違うの?」
お前らグルかよ。皆して私をどうしたいんだよ。
その人はそうかー…と言って眉を少し下げて笑った。
「君みたいな子がマネージャーしてくれたら俺も皆も喜ぶんだけどな…」
「入ります」
何このSoキュート守ってあげなきゃっ!(※相手は170cm越えの男子です)
「え、いいの?」
「はい、迷ってたんですけど、決めました!」
「マジか!嬉しい!」
その人は私の手を握ってニカッと笑った。
「俺は2年の瀬見英太。ヨロシクな!」
後々、私を連れてきた人があの有名な牛島若利だということを知る。
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★夕日★(プロフ) - 更新頑張ってください! (2016年9月29日 5時) (レス) id: a454079d1a (このIDを非表示/違反報告)
★夕日★(プロフ) - 瀬見さん好きですか? (2016年9月29日 5時) (レス) id: a454079d1a (このIDを非表示/違反報告)
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