序章 3 ページ4
真夜中のお茶会はお開きにして、放課後イグニハイド寮に行くことになった。なんで?
「でも、よかったな。帰れるかもしれないんだろ?」
「強がんなよデュース!涙目のくせに〜」
「はぁッ!?そういうエースだって連絡来た時真っ青だっただろ!」
「いや、今すぐってわけじゃないし」
我らがマブは今日も尊い。
放課後、エーデュースは部活に僕はイグニハイド寮に向かうために鏡舎まで一緒に歩く。
「それじゃ、また明日〜」
「「か”ん”と”く”せ”い”い”か”な”い”て”」」
両足にマブを装備した。
「いやだからね(ry」
そして場所は変わりイグニハイド寮。両足のマブを引き剥がし、何とか辿り着いた。
「失礼します。監督生です」
「「アッヨウキャダアアアアアアア!?!?!?」」
最初に足を踏み入れた談話室は阿鼻叫喚。
使っていたゲーム機、テレビ、漫画をその場に残すことなく寮生は散り散りになっていった。
「あっ、監督生さんだ!今兄さんのところに案内するね!」
「オルト!」
青く燃える髪にすべすべボディ。
性根がRSAな皆の弟、オルト・シュラウド!が案内をしてくれた。
コンコン
「兄さん、入るね」
「失礼しまーす」
「あ、監督生氏。ようやく来ましたな!」
フヒヒと笑うこの男こそがイグニハイド寮長イデア・シュラウド。嘆きの島の一件でオタバレして仲良くなった先輩だ。
オルトは部屋を出て、イデア先輩と2人きりになった。
先輩の手にはVRゴーグルのようなものが握られている。
「早速ですが監督生氏、これを着けてみるがヨロシ」
「ま、まさかそれって…」
「「で、出た〜〜〜〜!!ご都合記憶読み取り再現魔道具〜〜〜〜!!」」
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作者名:げんきのこ | 作成日時:2024年3月16日 15時