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渡辺side
ピコンピコン
向井「ねーしょっぴーまたLINEなってるよ」
「またか…」
通知を見るとまたあの人
前テレビで共演してから最初はいい人だなと思って連絡先交換したけど
Aと付き合い始めてから連絡を取ってなかった
けど最近また連絡が来るようになって毎回断っている
向井「前はあの子いいな〜って言ってたけどな〜今はAちゃんやもんな!しょっぴー!」
渡辺「当たり前だろ、さすがにそのくらい常識はある」
LINEを見るとまたご飯のお誘い
すみませんって断ろ
LINEを開いて断りの連絡を入れる
スタッフ「SnowManさんスタンバイお願いします〜!」
あ、行かなきゃ
ササッと打ってケータイをしまった
この時の俺はまさかこんなことになるなんて思ってもいなかった
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あなたside
最近は翔太とも順調で、忙しくて長く会える日はあまりないけれど、
少しの時間でも週一ペースでは会えていた
仕事も特番など任されることが多くなり、だんだんと忙しさは増していた。
A!と部長に呼ばれる
部長「A!夏の特番の仕事が入ったぞ、結構大きいから頑張れよ」
「は、はい!ありがとうございますっ」
部長「今回も俺のだいすきアイドルとまぁそこそこの女優、芸人を集めて色々するから!よろしくな!」
「は、はい笑」
部長「それスノからジャニーズ事務所からお前のこと評価されてんだよ、だから今回もぜひスタッフにってわざわざ言われたんだと」
「へ、へぇ、、ありがとうございます」
ま、それスノ起用したの俺だから俺のおかげたな!と、部長は言う
評価されていることは嬉しいけれど、わざわざこちらに伝えてくるって言うことはなにか裏があるのか、
それとも翔太との関係が事務所にバレているのか、少し色々考えたくなるような事だった。
引き抜きとかテレビ業界では当たり前だし…
「まぁ、まだ数年しかテレビ業界いないし、それは無いか!」
私の知らないところでは水面下で色々動いているのに
何も知らないまま呑気に過ごしていたこの頃の私を怒りたい
この特番がこんなに辛い思いするなんてこの頃の私は思ってもいなかった
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作者名:おーか | 作成日時:2021年5月16日 20時