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スタッフ「おうちシーンいきまーす!」
カメラマン「じゃあ2人ともきまずい雰囲気出してみて〜そっからは流れでいこう」
気まずい雰囲気?!?今まさに気まずいんですけどまだ雰囲気でてないですか…
とりあえず何もないように体育座りして目黒くんから顔を背ける
目黒くんも見えないけど何かしらの素振りはしているらしい
カメラマン「おっけーおっけー!そっから少し近づいて〜」
どうすればいいんだろう…緊張で身体が固まってるし…
困ってたらつんつん、とほっぺを突っつかれる
目黒くんの方をむくと
蓮「やっとこっち向いた、」
そう言ってニコッと笑った
さすがジャニーズ……カメラマンさんも大喜びしている
少しドキッとしたのは内緒にしておこう
カメラマン「いいね〜2人とも!少しイチャついてみようか!目黒君からいく感じで!」
い、イチャつく?!?
あわあわしてると目黒くんはふわっと私の頬に触れる
その瞬間に昨日の夜、翔太にたくさんキスをされたことを思い出してしまった
蓮「顔真っ赤じゃん」
「いや、ちょっと、」
もごもごしながら言う
蓮「しょっぴーのこと考えてたでしょ」
「うっ」
図星すぎて何も言えない
蓮「今日は俺の事考えてって言ったじゃん」
そう言って目黒くんは私に近づき、思わず私は目をつぶる
そして目黒くんはキスをする
……風のポーズをとった。
正確には角度的にはしているように見えるけど、実際はしていない
恐る恐る目を開けると、近くに目黒くんの顔があった
「ちょっと離れない…?」
蓮「今日俺との撮影なのにずっと翔太くんって、しかもこんなマークつけてさ」
そう言って目黒くんは自分の首筋をトントン、と叩く
「あっ、」
思い出して自分の首を触る
昨日の夜、翔太がしたやつだ
蓮「まぁ、写真には映らないとは思うけど」
「ほっ、ならよかったぁ」
ほっと安心する
蓮「翔太くんにも負けないけどね〜俺は」
「う、うん???」
たまーにわかんないこと言う目黒くん
カメラマン「おっけ〜!!!最高だったよ〜!!!」
撮影が終わった。
「はぁ、なんだか精神的に疲れた、」
蓮「そう?俺は楽しかったけどな〜Aさん面白かったよ」
この撮影から私と目黒くんはタメで話すようになった
…一応翔太にも言っとかないと怒られちゃうな
今日のよるが憂鬱になった
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作者名:おーか | 作成日時:2021年5月16日 20時