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ごじゅーなな。 ページ10

『ななみん!!!』



ドンッ!

ゴッ

ドゴッ




悠仁「ざけんな!!!」



『なんで、ななみんだけ!!』





私が変えられる物は限りがある。

領域展開は大規模な呪力の塊。
呪力の質力がでかくて私の呪力を流す隙間がない!



なら






壊れるまで






ぶっ叩く!!!









バリンッッ





破った!









宿儺「お前の罪は二つある。


俺の魂に触れた事と





Aに触れた事だ」





ズパッ









天上天下

唯我独尊

己の快・不快のみが生きる指針



両面宿儺

彼にとって七海が死のうと真人が死のうと

どうでもいい



彼にとっての好奇はただ一人



そして



愛する者も

ただ一人





それ以外は

心底どうでもいい









『何が…』





今はそんな事どうでもいい。

あいつは今失血して、領域展開したからもう呪力は少ない。

ななみんも悠仁も限界だ。



私が行かなきゃ!!




突如現れた怨敵を前に、0.1秒の自失。
その間に走った思考の上澄み。




殺せる









ダンッ!




殺す!!







ボコォ



『!』




最後の呪力を振り絞ったか!






行ける!!






最後の好機(チャンス)

駆け引きはもういらない

そこにあるのは限りなく



透明な殺意







ジャゴッ



パァンッ!!







え、


弾が当たってない。

悠仁の打撃で終わった?



いやにしても可笑しい。





『、ななみ…』





真人「バイバぁーイ」





悠仁「待て!!」






真人「楽しかったよ」






バゴッ!!







七海「チッ」









『あ、……』





逃げられた。


私がもっと頭を使って行動していれば

もっと早く動いていれば

逃走経路も予測していれば


今ここで、祓えたかもしれないのに!!





七海「私達も追いましょう!!」




ドサッ




『!悠仁?』




七海「虎杖君!」


『悠仁!悠仁!!』









.









七海「安静にしてろと言われたでしょう。二人共」


『私は比較的軽傷だったので』

悠仁「説教?」



七海「命を救ってもらった相手に説教もクソもないでしょう」



悠仁「Aが?」



七海「貴方もです、虎杖君。
奴の術式は他人の魂に干渉する。

君達が領域に侵入したところで宿儺の逆鱗に触れたのでしょう。おかげで助かりました」

ごじゅーはち。→←ごじゅーろく。



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作者名:おかかかか | 作成日時:2021年3月30日 2時

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