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なーな ページ7

「『一緒に手繋いでいこ!』」



「え、何その尊さ100の最終手段」


『何?!この手段で出てこないだと…?』

「あれぇ?これなら99.9996%で出てくるはずだったんだけど………」





自分達がなぜこの作戦に辿り着いたかと言うと



「Aさん!」

『なーにー?オルトきゅん』


「兄さんからA氏って呼ばれるようになったんだね!すごいよ!!」

『そう…?』



な、なんか照れる……。



「うん!だってイグニハイドでも名前呼びしてるのは数少ないし、兄さん自ら呼ぶ人なんてそうそういないよ!」



『お、おう』



「それにそれに!…………………………」




それから私への褒め言葉は10分と続き、
最終的に自分は



『ミ°ェィ…………』


「それでね!………あれ?Aさん」




恥ずかしさと可愛いオルトきゅんの尊さで奇声を発して死んだとさ☆




「要するに、兄さんはAさんのこと、結構好きだから、手を繋いだりしたら学校にも来てくれると思うんだよね」


『おぉ…。
でもさ、なんか不安だから、オルトくんも一緒になら協力するよ』


「わかった!じゃあこれは、兄さんを学校へ連れてくための最終手段ね!」









と言うことです!



『で、行くんですか?!』

「え、ちょっと待って今の録画しとけば良かった…」

「学校頑張ったらいくらでも録画させてあげるよ!」


「え、まじ?」

『まじ!』



「じゃあ………頑張る……………」


『ん!じゃあ行こっか、イデア氏!』




いやーそういったものの、学校って怖いわ。
ひぇ、陽キャがいっぱい………

ゴリラがいる!!!筋肉ゴリラ!!!!!



『イデア氏ぃぃぃぃ…』

「ひぇ!て、手離しちゃダメでござるよ…!」


「仲良しだね!兄さんとAさん!」




今イデア氏と向かいあって壁側に座って、両手握ってる状態です。

ついでにガタガタ震えています


コワイヨゥコワイヨゥ、タチュケテタチュケテ………




「二人とも!僕と手繋ぐ?」


『神さま仏さまオルト様ぁぁぁ!!!』

「オルトーーー!!!たすけてぇぇぇ!!!」




仲良く学級まで登校中です。
まぁ全員クラス違うので途中で別れますが。



『イデア氏ッッッ!健闘を祈るッッッッッ!!!』

「A氏も達者で!!!」

「二人とも!あとでねー!」




さーて生きて帰れるかなぁ!!!(フラグ)

はーち→←ろーく



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作者名:おかかかか | 作成日時:2020年8月26日 3時

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