続き ページ40
竜矢side
少しフラつくが、気にしたら負けだな。
次々と向かってくる奴等を避けながら、
一発で意識を落とす。
何度か攻撃を喰らい、
かなり体は悲鳴を上げている。
痛みを感じるって事は、骨何本かイカれたかなぁ、。
とか思いながら片付ける手は止めない。
みるみる内に倒されていく部下に、
顔を青ざめ、
次は自分かと思っているであろう首謀者。
男「そっそれ以上近づいたら、
コイツの命はねぇぞ！！！」
向「竜矢ー！！助けてや！！」
ナイフを向けられ、嫌だ嫌だと身を捩る康二。
『康二、落ち着け。暴れてうっかり、
ナイフが刺さるなんて事があったら一大事だ。』
向「そんなら早ぅ助けてやー！」
『ったく、、。気ぃ引くからどうにかせぇ。』
楓「了解。」
『金でエキストラ役買ったんやろ？
赤獅子の腰巾着で金づる風情が。』
男「何だと！！俺を愚弄する気か！！
俺の父親をなめるなよ！！
お前を社会的に抹殺など、
容易いんだからな！！」
『社会的に抹殺されんのはお前と親父や。』
楓「そーそー。
あと、あんまり僕の親友、
悪く言わないでくんない？超ウザイ。」
そう言って、
鳩尾にパンチを一発喰らわせ、気絶させる。
『これで終わりだな。』
楓「だね。流石に限界かもー。」
ヘタリと座り込む楓。壁に持たれかかる俺。
楓「たっちゃん、悪いんだけどさ。
車から救急箱取って来てくんない？」
深「分かった。」
〜数分後〜
届いた救急セット、服を捲り、湿布を貼る。
楓「肋三本は確実に死んでるんだが〜。」
『俺も三本、四本は行ってるかもしらん。』
楓「折れてた骨が多い方が勝ちね。
負けたら、ジュースとアイス奢りで。」
『乗った。』
そんな話をしていると、
後ろから冷たくて痛い視線が刺さる。
深「聞き捨てならないんだけど。」
宮「俺達を守って折れたって事？」
阿「いつ？どうして？誰が？」
楓「いつって、さっき。
殴りあってた時流石に、
40人相手に二人って分が悪すぎたんだよ。
何回かパイプみたいなのとか、
鉄骨みたいなのでも殴られたっぽいし、
これだけで済んでラッキーなんじゃね？」
『もっと酷くても仕方なかったんだ。』
その後、楓のお兄さんがやって来て、
事情聴取と連行をしてもらった。
そして、救急車に俺達二人は乗せられるのだった。
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氷牙 - 黎音さん» 直させて頂きました！ご指摘、ありがとうございました！ (2021年1月18日 22時) (
レス) id: f9e508b53a (このIDを非表示/違反報告)
黎音(プロフ) - 10問10答の第1問の所第1門になってますよ (2021年1月18日 20時) (レス) id: 68aa2fde0c (このIDを非表示/違反報告)
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