幼馴染みと言う存在 ページ31
竜矢side
起きて下に降りて行くと、
机の上に一つご飯が置かれてる。
九人全員居るし、俺の分なのか？
『なぁ、これって俺が食って良いの？』
無視をされたので、
カロリーメイトを食べる。
あとで朝早くから、
仕事してる楓に差し入れするか。
歩いて行って、
大通りから脇道に逸れた所に立つ、
マンション。
オートロックを解除してもらい、
上に上がる。
楓「よく来たねー！座ってて！
で？どうしたの？そんな辛気臭い顔して。」
『SnowManが怒った。』
楓「何で怒らせたか分かるの？」
『それが分かってたら、
わざわざお前の所来ないやろうが。
昨日の記憶、所々抜けてんねん。
SnowManが怒って、
何か言ってた気がすんねんけど、、。
全然思い出せへん。』
俺の話を聞きながらスマホを操作する、
楓。アイツ絶対聞いとらん。
楓「竜矢、お前バカやろ。
誕生日、教えんかったんが原因やないか！
ほんまにアホなんちゃう？」
『誕生日教えんかったくらいが何やねんな。』
楓「一大事だわ！
例えば竜矢が岩本くんの誕生日を、
知らんかったとする。
その誕生日をメンバーでも、
何でもないただの一般の友達が知っとって、
祝われた岩本くんから、
今日誕生日だったー！
イェーイ！って、
何かに投稿してるのを見たとする。
どんな気持ち？」
『その友達よりも先に祝いたかった、やない？』
楓「そう言うことやな。
SnowManは、
誕生日を一番最初に祝えなかった事が、
悔しくて怒ってんねん。
昨日、ケーキ食べとらんやろ？」
『そう言えばそうやな。』
楓「ケーキ買って帰って、
俺が悪かったから、
仕切り直してお祝いしてくれん？って頼み。
こんな所でボサッとしとる暇あらへんで。
さっさとしぃや。」
『分かったから押すな。』
外に出された。ケーキ屋を探し、
甘さ控えめのビターチョコケーキと、
チーズケーキを買って、帰る。
ｶﾞﾁｬ
『ただいま。』
ケーキを机の上に降ろし、背を向けたまま喋る。
『あのさ、悪かった。
昨日ケーキ食ってないから、
今日誕生日仕切り直して、祝ってくれん？』
言ってはみるけど、後ろの気配は動かない。
岩「何で、こっち向いてくんねぇの。」
不貞腐れた声で言うから、振り向いてしまう。
深「昨日、すげー嫌だった。
俺達の知らない竜矢を楓くんは、
沢山知ってるんだろうなとか思った。」
『ごめん。』
向「外に行った時、捨てられたと思ってん。」
九人に泣かれた。
泣いてる姿も可愛いとか思ったのは内緒。
それからご飯食べて、ケーキ食べた。
幸せだなとしみじみ思った。
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氷牙 - 黎音さん» 直させて頂きました！ご指摘、ありがとうございました！ (2021年1月18日 22時) (
レス) id: f9e508b53a (このIDを非表示/違反報告)
黎音(プロフ) - 10問10答の第1問の所第1門になってますよ (2021年1月18日 20時) (レス) id: 68aa2fde0c (このIDを非表示/違反報告)
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