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５９♯ ページ3
舞香 Side
｢うわぁ……やっば、｣
慎｢お、はよ舞香！すっげぇよな、入れねぇもん｣
教室の前の人だかりが凄くて入れず、クラスの前で呆然としてたら慎太郎が後ろから覗く。
北｢1組も通れないっぽい｣
優｢大我は式の前には来るって｣
はよ。なんて後ろから来た2人も目の前の人たちを見て溜息をつく。
こんなんじゃ……
｢A、来たくても来れないじゃん…｣
慎｢んな。てか俺、まだ信じられないんだけど｣
｢私も…。でもさ、結構辻褄が合うんだよね｣
慎｢そう？｣
｢Aが授業終わってすぐ帰るのは仕事だからで、テスト勉強で先週忙しいのもあったかもしれないけど、その週リリースしたばかりで音楽番組めちゃくちゃ出てたし、Aがあれだけ寝不足になるのも納得するというか…｣
考えれば考えるほど、現実なんだと突きつけられる感じがする…
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作者名：はちみつ
| 作成日時：2022年4月16日 0時
