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『…。』
ス「…。」
(な、何か話さないと…。)
『スネイプせんせース「黙って寝ていろ。」
読んでいた本から目を離さずに そのまま言われる。
(注意されてもカッコイイーー！俯いてる先生を斜め下から拝める日が来るなんて…！)
『キュンキュン♡』
ス「なんの真似だ。」
ﾊﾞｻｯ
『ぎゃっ。』
掛け布団を頭まで被せられる。
(スネイプ先生の匂い…♡)
自惚れかもしれないけれど、完全に無視されてないあたり今のところいい感じだと思う。
『そんな先生も好きです〜！きゃ〜！♡』
ス「恥じるという感情が貴様には無いのか。」
『ありますよ？』
ス「…。; まあいい。校長からお声が掛かれば貴様もこの部屋に戻って来ることは無いだろうしな。」
『戻ってきますよ！個人的に戻ってきます！』
ス「断る。」
ときに距離の縮め方は慎重になった方が良いことを学んだ。
ス「…貴様、名前は。」
『教えたら名前で呼んでくださいね？』
ス「…なら教えんでいい。」
『せ…セブルスさぁん…♡』
ス「貴様…っ。」
『…！丸腰の私に向かって杖を向けるのは大人気ないですよ！？！？』
再び布団に潜ったそのとき、
ｺﾝｺﾝｺﾝ
優しいノックの音だけでわかった。
ダ「セブルス。待たせたの。」
(やっぱり…。)
ス「どうぞ。」
ダ「失礼するぞ。目が覚めて早々すまないの。アルバス･ダンブルドアじゃ。ここホグワーツ魔法魔術学校の校長をしておる。」
『えと…。初めまして、ナマエと申し、ます。』
スネイプ先生が、座っていた椅子をダンブルドア校長に譲る。
ダ「すまないセブルス。」
ス「いえ…。」
ダ「さて、ナマエ。君にいくつか質問をさせてくれ。」
『はい…。』
ダ「まず君はどこから来たのかの？」
『えっと、…。日本…。』
ダ「ふむ、君は魔法は使えるのかの？」
『いえ…。』
ダ「では、どうやってここに…。その顔は わからない と言ったような顔じゃの。」
全てを言わなくても表情から察してくれる。
さすがダンブルドア校長。
『私、ここの世界のこと…ダ「ちょっと待ってくれ。セブルス、すまないが少し席を外してくれるかの。」
ス「…はい。」
長いローブを翻してスネイプ先生が部屋から出ていった。
何か聞かれるとマズい話でもするのかドキドキした。
ダ「さて…。」
『…。;』
ダ「ナマエ。君はこの世界について色々と知っているようじゃの。」
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作者名：ハムカツ王子 | 作成日時：2018年10月25日 20時
