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薮side



気づけばもう外は暗くなっていて、
時計を見たらちょうど夜の7時30分頃。



『あ、そろそろらじらーじゃん♪』


と思って、待機するためにラジオを入れる。



俺は、仕事とかと重なってなかなかひかるのラジオを
生で聞くことが出来ないから、
久しぶりに聞く今日のらじらーが凄く楽しみだった。







冷蔵庫からひかるが作ってってくれた晩御飯を
取り出して、レンジで温めていると
不意にスマートフォンが“ピコンッ”っと鳴った。





『 ひかるかな〜? 』



手に取ってみると、送り主は伊野尾。






「今日、聞いてくれるんだって?光が喜んでるぞ(笑)」




...ひかる、俺がラジオ聞くこと聞いてたんだ。

...昨日さりげなく言っただけだったのに。





俺がちょろっと言った言葉でも聞き逃さずに
ちゃんと覚えてくれてるひかるが愛しくて、
今すぐにでも会いたくなる。






一応俺は、



『ラジオなんだから、くれぐれも変なことはしないように。』


って送ったら




慧「 なにー?変なことってぇ♡あ、ラジオだからってことはラジオ中じゃなければいいってこと?♡ 」




なんて馬鹿げた返事が返ってきたから

そこで既読無視しておく。









俺しか今はいない家で1人



『 いただきまーす 』 と呟いたら



タイミング良くらじらーもはじまった。






“ 今日はいつもに増して噛んでないか?笑 ”






ってくらいひかるは噛んでたけど、

そんなところも可愛い。





途中で俺は、あ...もしや俺が聞いてるって思って余計に

緊張してんじゃねぇの?





ってことに気づいちゃって。


そしたらまた余計にひかるに会いたくなった。




“ ほんと、どこまで可愛いんだよ ”




ひかるのラジオを聞いてる時間は、

あっという間に過ぎていった。

_3→←Believe(薮視点)



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設定タグ:やぶひか , 短編集 , Hey!Say!JUMP   
作品ジャンル:恋愛
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優子 - 読みました。ついに結婚したね。光君可愛い~ (2016年12月25日 8時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。宏太君と光君ラブラブだね。 (2016年12月18日 8時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。テストお疲れ様です。光君可愛い嫉妬だね。 (2016年12月1日 12時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
ひかひか - 光が薮のために可愛くなろうとしておしゃれしたりでれてみたりする。薮はそんな光を拒絶。薮のために頑張った光を知っている伊野尾が薮と話して仲直りするというのをお願いします。 (2016年11月26日 21時) (レス) id: 7139aaaddc (このIDを非表示/違反報告)
きさらぎ - 光くんとっても可愛いですね!藪くんと気持ちがすれちがう時泣いちゃいます、この作品大好きなので更新頑張ってください! (2016年11月21日 20時) (レス) id: aeae0b6d5f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みどるかん | 作成日時:2016年11月2日 17時

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