やぶくんとひかるくん【２】（短編集）

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薮side



光｢意地悪したくなっちゃったって…もう！ばかやぶ！！｣


『ごめんごめん笑』


光｢やぶのことだから絶対忘れてると思った…｣



『俺のことだからってなんだよ！笑』



光｢…でも、忘れてくれてなくて良かった…ありがとう///｣




あれ？今日は素直なひかるの日かな？笑


試しに『ひかるー！！』って言って
もう1回抱きしめようとした…んだけど。






光｢俺、許してねぇからな?!｣



って言って押しのけられる。


だけど、華奢なひかるの力は
そこまで強くなくて。


だから無理やり抱きしめた。





光｢やぶのバカヤロ…｣


『ごめんって！ほら、ひかるがしてほしいことなんでもするから許してよ』



光｢…ほんとに、なんでも…？｣



『まぁ、俺に出来ることなら』



｢じゃあ…｣って言って口ごもったひかる。
“別れよう”とかそういうお願いは無理だからな？って思いながらひかるが話すのを待つ。






光｢来年の誕生日も…俺の、隣にいてくださいっ｣






いきなり放たれたお願いは俺が想像してたことの
真逆でなんとも簡単すぎることだった。




『そんなんでいいの？』


光｢そんなんなんかじゃないよ…。それに、俺は…やぶが隣にいてくれるだけで…何もいらないから。｣





『なんか、ひかるにそんなこと言われると調子狂う…///』


｢やぶ顔真っ赤だね？｣




『うっせぇ!!笑』



｢えへへ、でも、来年もやぶに祝ってもらえるなんて嬉しいなぁ｣


『来年だけじゃなくって、…ずっとずっと俺らがおじいちゃんになっても一緒に祝ってあげるよ』






｢それって…。｣





『死ぬまで、死んでもずっといっしょにいよう？ひかる』



｢…うんっ!///｣






end♪




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【作者の部屋】


ひかるくん誕生日おめでとうございます(^-^)
今年は、薮くんに祝ってもらえたのかな〜？

26歳…早いですね。

これからも、ずっと薮くんと仲良しで
いてくれたら嬉しいです(❁´`❁)ﾉ

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