Happy Birthday ページ33
薮side
ひかるの誕生日まで、あと30分。
…なんだけど、
『俺、風呂入ってくるね』
光「え?」
『ん?入っちゃダメ?』
光「あ、いや…いいよ、行ってらっしゃい」
ひかるがさっきから俺が祝ってくれるのか
分からなくてソワソワしてるから少し意地悪(笑)
光「なるべく…早くあがってきてね」
『なんで〜?光がそんなこと言うなんて珍しいね』
光「別に…なんだっていいだろ!それより早く風呂行ってこい」
『はいはい笑』
.
.
.
…チャポンっ
風呂に浸かりながら、
時計を見ると光の誕生日まであと15分。
光…俺が誕生日を忘れる訳がないのに
あんなに焦ってて可愛いな〜
光の誕生日まであと10分になったところで
お風呂から出る。
光「遅かったじゃん」
『いつもの俺にしたら早かったよ?』
光「……」
…不貞腐れてる?…可愛い!可愛すぎるぞひかる!!
『なーんか酒飲みたくなっちゃった』
ひかるが可愛すぎるから、また意地悪。
光「え…?家にはないよ?」
『そっかぁ。じゃあコンビニで買ってくるわ』
光「…今じゃないとダメなの…?」
『うん、じゃあ行ってきまーす』
光「…行ってらっしゃい…じゃなくて………俺もやぶと一緒に…買いに行く。」
『へ?』
光「一緒に行くって言ってんの。」
『お、おう』
コンビニはマンションのすぐ下にあるから
ひかるが誕生日を迎えるときまでには
帰ってこれるのに付いてくるなんて…
本当に可愛い。←
だけどあんまりゆっくりしてたら間に合わないから
少し急ぎ気味でコンビニで買い物。
光「なんでそんな急いでんの?」
『んー?気分。笑』
そう言ったら「なにそれ〜」って言いながら
笑った光があまりにも愛おしくて、
手を広げて今すぐに抱きしめたい衝動に
駆られたけど、今は我慢。
『「ただいま〜」』
2人で家に挨拶をしてなかに入る。
俺の目の前を歩くひかる。
時刻を見るとちょうど12:00。
少し小走りで走って
ひかるを後ろから抱きしめる。
光「…やぶ?」
『誕生日おめでとう、ひかる』
光「お前…覚えてたのかよ…!?」
『忘れるわけないじゃん、』
光「でも風呂入ったりいろいろしてたじゃん…」
『光が可愛くって意地悪したくなっちゃった』
410人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
優子 - 読みました。ついに結婚したね。光君可愛い~ (2016年12月25日 8時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。宏太君と光君ラブラブだね。 (2016年12月18日 8時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。テストお疲れ様です。光君可愛い嫉妬だね。 (2016年12月1日 12時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
ひかひか - 光が薮のために可愛くなろうとしておしゃれしたりでれてみたりする。薮はそんな光を拒絶。薮のために頑張った光を知っている伊野尾が薮と話して仲直りするというのをお願いします。 (2016年11月26日 21時) (レス) id: 7139aaaddc (このIDを非表示/違反報告)
きさらぎ - 光くんとっても可愛いですね!藪くんと気持ちがすれちがう時泣いちゃいます、この作品大好きなので更新頑張ってください! (2016年11月21日 20時) (レス) id: aeae0b6d5f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みどるかん | 作成日時:2016年11月2日 17時