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光side
次に目を開けたときには怠さもなくなっていて
俺の前にはJr.の頃から見慣れた2人の顔。
「やぶ…と伊野ちゃん…」
慧『付けたしみたいに言うなよ!w助けたの俺なのに!』
…そうだった。
俺、やぶに謝ろうとして来たのにやぶの家 目前で…
「ありがとう、伊野ちゃん…。」
『エレベーター降りたら光倒れてるからびっくりしちゃったよ〜笑』
.
.
というか、これより早くやぶに謝らなきゃ。
「あの、やぶも…『ごめんひかる!』え…?」
薮『ひかる、ごめん…』
「えっと、…俺も、ごめん…」
薮『俺変なプライドで謝れなくって…ひかる辛い思いしてたのにごめん、ほんと…』
綺麗に一筋の涙を流した薮。
不意に抱きしめてあげたくなっちゃって、
ベッドから起き上がって抱きしめる。
薮『ひかる…?』
「少しだけ、このまま…。」
そう言うと全てを分かってくれたみたいで
俺のことを抱きしめ返してくれた。
幸せ…
慧『あのぉ〜僕もいるんですけど目の前でイチャイチャしないでくれますぅ?』
「あっ…ごめん!」
慧『別に全然いいけどさ(笑)光も大丈夫そうだしもう帰るね』
「…ありがと。」
慧『お幸せに♡』
気を使って帰ってくれた伊野ちゃん。
感謝しなきゃ…。
薮『あのさ…、ひかる?』
「…?どうした?」
薮『面倒臭いやつだってわかってるんたけど…大ちゃんとの…』
「あ…。えっと、それは…」
薮『どうしても言いたくないなら、いいんだけど…』
…嘘だろ。
ここまで聞いてくるってことは
相当気になってる証拠だし…
もういい、ここでまた喧嘩になるのもこりごりだし…
なんだか今なら言える気がする。
「その…ね?最近、やぶ伊野ちゃんとばっか仲良くしてて…。曲作ってるししょうがないって分かってるけど…少しだけ、寂しくって…構ってほしくて…。大ちゃんに相談してた。」
驚いたのか薮の口はポカンと空いている。
薮『そんなことだったのかよ…俺、1人で焦って…バカみてぇ…ってか、元はと言えば俺がいけねぇのに勝手に怒って…ごめんな?』
「俺も勘違いさせちゃってごめん」
薮『…3人で曲作る?ひかるラップ書いてよ』
「え?!…いいの?」
薮『いいよ。ってかそれがいい。』
「じゃあ…早速また伊野ちゃん呼ぼ?」
薮『俺は、…今日は2人がいいなぁ?』
「…ッ!じゃあ、今日は2人…///」
薮『ふふっ♪ひかる、大好き』
「俺も…すき。////」
end♪
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優子 - 読みました。ついに結婚したね。光君可愛い~ (2016年12月25日 8時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。宏太君と光君ラブラブだね。 (2016年12月18日 8時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。テストお疲れ様です。光君可愛い嫉妬だね。 (2016年12月1日 12時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
ひかひか - 光が薮のために可愛くなろうとしておしゃれしたりでれてみたりする。薮はそんな光を拒絶。薮のために頑張った光を知っている伊野尾が薮と話して仲直りするというのをお願いします。 (2016年11月26日 21時) (レス) id: 7139aaaddc (このIDを非表示/違反報告)
きさらぎ - 光くんとっても可愛いですね!藪くんと気持ちがすれちがう時泣いちゃいます、この作品大好きなので更新頑張ってください! (2016年11月21日 20時) (レス) id: aeae0b6d5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みどるかん | 作成日時:2016年11月2日 17時