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薮side


知念も俺も、お互いほろ酔い程度になったところで
この会はお開きになる。




侑『また一緒にご飯食べに行こうね〜?』

「当たり前じゃん、また美味しいところ教えてよ」

侑『いいよ〜♪こーた、絶対奢ってくれるからすき♡』

「そこかよっ!笑」




そんな言葉を交わしながら知念の家へと歩く。




俺と知念の家は同じ方向ではないし、むしろ正反対。



けど俺にはなんかデビュー当時の
まだすっごく小さかった知念が頭から抜けなくて
こうやって毎回家まで送ってる。



そのせいで自分の家につくのは遅くなるんだけど...




そう分かっててもやっぱり毎回送ってしまう俺は
世間で言う『親バカ』ってやつなのかも。


なんか知念には母性本能をくすぐられるというか
なんでもやっちゃいたくなるんだよなぁ〜


伊野尾とかにはならないんだけどさぁ。笑




侑『まーたおじさんニヤついてるよ〜』

「へ?」

侑『無意識?すーごい口元が緩んでましたけど』

「…そろそろ俺もやばいかもな…」

侑『もー。まぁだいたい何考えてるのかは分かるんだけどさ。てかもう僕の家付いたから、大丈夫だよ。

送ってくれてありがとね〜♪』



そう言ってマンションに入ってく知念に
手を振って見送る。



知念が無事にエレベーターに乗ったところまで
確認してから、今度は俺らの家へと足を進める。



ふと時計を見るとまだ9時30分。


今日はいつもより早く解散だな…





車の通りもない静かな道を1人で歩いてると

グーとお腹が鳴る。




..そうだ、今日はひかるが待ってる気がして
ほぼなにも料理には手をつけなかったんだ。






もしかしたら、ひかるも…
俺と同じようにお腹を空かせて、
俺の帰りを待ってるかもしれない。






そう思ったら1秒でも早く会いたくなって
走って俺らの家へと向かった。

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設定タグ:やぶひか , 短編集 , Hey!Say!JUMP   
作品ジャンル:恋愛
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優子 - 読みました。ついに結婚したね。光君可愛い~ (2016年12月25日 8時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。宏太君と光君ラブラブだね。 (2016年12月18日 8時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。テストお疲れ様です。光君可愛い嫉妬だね。 (2016年12月1日 12時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
ひかひか - 光が薮のために可愛くなろうとしておしゃれしたりでれてみたりする。薮はそんな光を拒絶。薮のために頑張った光を知っている伊野尾が薮と話して仲直りするというのをお願いします。 (2016年11月26日 21時) (レス) id: 7139aaaddc (このIDを非表示/違反報告)
きさらぎ - 光くんとっても可愛いですね!藪くんと気持ちがすれちがう時泣いちゃいます、この作品大好きなので更新頑張ってください! (2016年11月21日 20時) (レス) id: aeae0b6d5f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みどるかん | 作成日時:2016年11月2日 17時

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