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光side
『俺が言ってんのあってるじゃん』
薮は言い捨てた。
『ラジオ中なのにいきなりキスして、めっちゃエ ロい声出してさ…？ウケ狙いだって受け入れたのに…ラジオ終わったらハグしてんだろ？
まじありえねぇ……。けど2人がそんな関係って認めたくないから…伊野尾に朝の電話頼んだら伊野尾全然変わんない感じだし……なんもないかって思ったらさ…2人で出掛けて撮影に遅刻だろ？
恋人みたいに手を繋いでるとか信じらんねぇ…光、俺と出掛けても絶対繋がないのに…伊野尾となら繋ぐんだろ？
撮影中に伊野尾が香水つけてる事気づいて光も…？て思ったらこれ。オソロイ付けてんだろ？ペアルックは俺にバレるから？たまたま一緒とかいえばいいと思った？
浮気とかタチ悪ぃよ…俺の思い、全部踏みにじんじゃねぇよ……嫌なら言えばいいのに…挙句の果てに楽屋で抱きしめ合いながら愛囁いてんだろ？ほんとさぁ…っ！』
そこまで言うと言葉にならなくなったのか
薮は唇を噛んで涙を流していて。
『俺はっ…本気だった…のになっ…』
そう言って薮は楽屋から出て行ってしまった。
薮の誤解を解きたくて。
そんな想いをさせてしまったのが申し訳なくて。
薮が行ってしまった方向へと駆け出す。
しばらく走ったら階段から誰かのすすり泣く声が聞こえてきた。
そっと覗くといつもは大きく見える
薮の背中が小さく震えていた。
『やぶ…』
｢………こっち…来んなよ……｣
そう言われたけど、俺はそのまま近づいて
後ろから本当に優しく抱きしめた。
｢やぶ…ごめん。あのね……｣
俺は、昨日からのことを全部薮に伝えた。
1つひとつ、誤解を解くように。
｢俺が好きなのはやぶだけ…だからお願い。信じて…？｣
そう言うとやぶは真っ赤に腫れた目をこっちに向けて
『本当？』と聞いてきた。
｢勘違いさせたりするような行動とってごめん…。だけど本当に俺は、薮だけだよ…。｣
『浮気じゃ…なかったんだ……。よかった……』
…俺も誤解がとけて…、本当によかった…。
だけど…薮、ハグとか手を繋いでたことか…
…なんで知ってたんだろう…？
まぁ……それは今度聞けばいいか。
と思っていたらやぶが
『仲直りの。』って言ってキスをしてきた。
『…やぶ…不安にさせてごめんね？』
｢んーん。…もう、一生…俺のとなりから離れんなよ？｣
2人でもう一度見つめ合って…
また、唇を重ね合わせた。
end
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みどるかん(プロフ) - 嬉しすぎます！♪最近あまり更新できていませんが、頑張ります！ありがとうございます！ (2017年11月2日 17時) (
レス) id: d738471a25 (このIDを非表示/違反報告)
みどるかん(プロフ) - TBさん» 裏ですか...！リクエストがあれば、文才ないですが挑戦してみてもいいかなぁと考えてます！ (2017年11月2日 17時) (レス) id: d738471a25 (このIDを非表示/違反報告)
TB - やぶひかいいですね！！裏とかって書くんですか? (2017年10月31日 17時) (レス) id: 6545508cdc (このIDを非表示/違反報告)
ももか(プロフ) - ほんとに面白かったです！やぶひかの愛は強いことがわかります！これからもずっと読みます！ (2016年11月2日 20時) (レス) id: 9f42896ede (このIDを非表示/違反報告)
みどるかん(プロフ) - あやせさん» そう言ってもらえるなんて光栄です(;Д;)(;Д;)ありがとうございます！パート２でもよろしくお願いします(●´^｀●) (2016年11月2日 0時) (レス) id: c390eb70ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みどるかん | 作成日時：2016年10月28日 23時
