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光side


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楽しい時間というのは、あっという間に過ぎるもので。


気づけばそろそろ仕事へと向かわなければならない時間だった。




『伊野ちゃん、そろそろ仕事……』


「あ、もうそんな時間?じゃあ一緒に行こ〜」


『まぁ、目的地いっしょだもんな(笑)』



という会話を何言か交わしたあと、

ゆったりと歩いていたら

いきなり伊野ちゃんが何かを思い出したかのように

『あああぁー!!!』と叫んだ。




「ど、どうした?」


『俺、…香水も欲しいんだった。』



えっ…伊野ちゃんが香水?!


山田とかなら分かるけど…伊野ちゃんには

香水付けてるイメージなかったから俺の顔は

相当ビックリしたような顔になってたらしい。




『そんな酷い顔すんなって!(笑)いや、最近いろんな人に会う機会増えてるしさ。俺も一応ジャニーズだからねぇ〜』



…意外と伊野ちゃんも考えてるんだ。

俺もそろそろ香水とかつけたほうがいいのかなぁ…。



いつもそーいうの付けないし。



『あ、ひかると俺でお揃いの香水買っちゃう?』


伊野ちゃんとおソロい…?

確かに…俺1人だと変な匂い選んじゃうかもしれないし
伊野ちゃんと同じだったら心配ないじゃん!



「それ、ナイスアイディア!」


俺がそう言うと、
伊野ちゃんはまるで香水が売ってるところを
知っているかのように俺をエスコートしてくれた。




「どんな匂いがいいのかなぁ」


『んー、あんま匂いキツくないのがいいな〜』




そう言いながら2人でいろんな匂いを試して
“コレ!”というものを決める。




早くはじめて買った香水をつけてみたくて、
伊野ちゃんと2人でトイレに入ってつけてみると

ふんわりと香るいい匂いになんだか幸せな気分になる




だけどそれも
『あ、やべぇ!仕事!急がなきゃ!!』

という伊野ちゃんの言葉に現実に引き戻されて

2人で急いで撮影現場へと向かった。

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設定タグ:やぶひか , 短編集 , Hey!Say!JUMP   
作品ジャンル:恋愛
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みどるかん(プロフ) - 嬉しすぎます!♪最近あまり更新できていませんが、頑張ります!ありがとうございます! (2017年11月2日 17時) (レス) id: d738471a25 (このIDを非表示/違反報告)
みどるかん(プロフ) - TBさん» 裏ですか...!リクエストがあれば、文才ないですが挑戦してみてもいいかなぁと考えてます! (2017年11月2日 17時) (レス) id: d738471a25 (このIDを非表示/違反報告)
TB - やぶひかいいですね!!裏とかって書くんですか? (2017年10月31日 17時) (レス) id: 6545508cdc (このIDを非表示/違反報告)
ももか(プロフ) - ほんとに面白かったです!やぶひかの愛は強いことがわかります!これからもずっと読みます! (2016年11月2日 20時) (レス) id: 9f42896ede (このIDを非表示/違反報告)
みどるかん(プロフ) - あやせさん» そう言ってもらえるなんて光栄です(;Д;)(;Д;)ありがとうございます!パート2でもよろしくお願いします(●´^`●) (2016年11月2日 0時) (レス) id: c390eb70ec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みどるかん | 作成日時:2016年10月28日 23時

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