やぶくんとひかるくん（短編集）

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薮said



｢こぉた…ハグ…だけじゃ…充電足りない…///｣


ひかるはそう言いながらこっちを向いて唇を出してきた。




…なるほど、キスがしてほしいんだ？

俺はやっと理解して、ひかるの唇にキスをした。




ひかるは｢ふふっ｣ って照れたように笑っていたけど
また、しかめっ面になって難しい顔をしはじめた。



だから俺が、

｢まだ足りないのか〜？可愛いなっ｣

って言って、もう1回キスをしたけど
その難しい顔は直んなくて。



そしたらひかるが聞き取るのもやっとの小さい声で、

顔をりんごのように真っ赤にして

｢もっとっ……してっ…/////｣って。



だから、首、耳、目尻、口、頬、

これでもかってくらいいろんなところにキスをする。



それなのにひかるはまだ難しい顔のひかる。




『…ひかる？』


｢違うの……もっと…もっと凄いこと…してっ？////｣







“もっと凄いこと”って…つまり、そういう事だよな？！




そう思ってひかるを見たら

メイド服の裾を握りしめながら一生懸命小さい声で


｢もっと…凄いこと…/////
ひかを、こぉたでいっぱいにしてほしいの…

そうじゃないと、ひか、充電なくなっちゃう…｣

って呟いてて。



あまりの可愛さに思わず1回抱きしめてから



『いいんだな？今夜は…寝かせねぇよ』


ってひかるの耳に低い声で呟いた。



そしたら小さく、ｺｸﾝって頷いたひかる。




ひかるが寂しくて充電不足にならないように、

今夜は俺が身体で愛してやるよっ








end♪

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