やぶくんとひかるくん（短編集）

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薮said




帰って来たら、メイド服をきた
ひかるがいるからビックリした。



けど、その姿はほんっとうに可愛くて…




だから｢可愛いよ｣って伝えたら抱きついてきたひかる。



俺が前に、ハロウィンしかひかるの
メイド服が見れないって言ったから着てくれたのかな？



あの時のこと、覚えてくれてたんだ。





とか思いながらしばらくの間、抱きしめあってたら…



『ねぇ…充電して…？///』

ってひかるが言いはじめた。




ひかるが言いたいことはほぼなんでも分かる俺だけど

流石に何が言いたいのか分からなくって。




｢なにが？携帯の充電？｣


『ばかっ！…違うよ…や、やぶの充電！ 』



は…？俺の充電？？



『やぶ、明日からいないでしょ？…だから充電。/////

…やぶの充電不足になって…死んじゃわないように…』




えっ…どこまで可愛いんだよ！！！！！







ひかるは、｢充電、充電｣ って言いながら

俺のことを強く抱きしめてきた。






だから俺も
『俺もひかる不足で死なないように充電〜♪』
って、めいっぱいひかるを抱きしめる。


.
.
.



また、しばらくたつと話しかけてきたひかる。


｢ねぇ、やぶ？……こぉた？？ ｣



『ブフォっ！』



…驚いた。


ひかるが俺を下の名前で読んでくるなんて、

相当甘々モードか、酔っ払ってる時だけなのに…



どうしたんだよ、今日？

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