ゆーれー少女は最強悪女【HQ】【悪女主】

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岩泉さんの一言で再開した練習。

________私、何してるんだろう。


ドリンクを取りに行こうと、カタカタ震える膝に力を込めて歩く。


耳鳴りがする。




手に力が入らない。白くなって、血が上手く回らない。






何とかたどり着いたベンチに手を差し出すと、ひとつの影が現れた。




姫、雪…………？






あい「ありがとぉ、あいにバレー部をくれて」






バレー部は物じゃない。






あい「あんたが玩具になってくれて楽しかったぁ。」






やめて、









あい「貴女の信頼って、ホント浅いわね」





やめて______________！！







あい「ざまぁ」









流すまいと思ってた涙が、


両目から大粒となって溢れてきた。






姫雪が、ベンチからスポドリの籠を全て持ってく。


「みなさぁん、スポドリもってきましたぁ！」





「おーありがとー」

「あっ上手、これ全部作ったの？」



「はぁい！」




違うよ。作ったのは私。

そんな事も分かんないの？





「誰かとは大違いだね」







私の中で、何かが壊れた。

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