鉄血のオルフェンズの三日月が逆トリップ！ (ページ8)

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六話ページ8

朝、カーテンの隙間から覗く微かな光に三日月は目を覚ました

隣を見てみると、整った顔立ちの青年がいて、一瞬状況が飲み込めなかったが、すぐに昨日のあったことを思い出し

「俺、違う世界に来ちゃったんだっけ」

そう呟いた。すると隣の寝ていたAが起きた

「おはよう、みかずき」

「うん、おはようA」

起きたばかりのAはまだ呂律が回らないのか少し片言である

「朝飯作るかー」

そう呟き、欠伸をしながら部屋を出ていくA

朝御飯はいたってシンプルで、トーストに目玉焼き
サラダが付いていた

「今更だけど、三日月って急に違う世界に来てるのにやけに冷静だよな」

Aは不意に思ったことを口にした、おそらく自分よりは年下の三日月はやけに冷静で落ち着いている

「だって焦ったって何も変わらないし」

「....お前大人だな」

自分より大人の考え方をしている三日月に素直にそう伝えると

「Aは子供っぽいね」

「そんなことない！」

自分は子供っぽいと言われたことに少しムキになってしまい声をあげるA

しばらくして、二人は自分たちの使った皿を洗っていたそうするとAが

「近くに休みをもらえるかもしれないから、そん時に三日月の服を買いに行こう」

と三日月に提案した、

「Aは何か仕事してるの？」

Aの言い方に不思議に思った三日月がAに問いかけた

「うん、俺平日とか学校に行ってるけど、休日とか放課後にはモデルの仕事をしてるんだ」

そう、Aは普段学校に通っているがモデルとしても活躍している、女子中学生から高校生の間で人気が出ている

「今日も仕事？」

「うん、これからな三日月も行く？」

三日月の問いかけに返すA少し答えが意外だったのか目を見開く三日月

「俺が行っていいの？」

「いいんじゃない？」

この後にちょっと以外な出来事が待っているのを二人ばまだ知らない