鉄血のオルフェンズの三日月が逆トリップ！

十一話 ページ13

校門で群がっている女子生徒、その中にいる15歳ほどの少年



「み、三日月....⁈」



その少年はAがつい数日前に拾い一緒に住んでいる三日月・オーガスであった




「あ、Aやっと来た」




そう会話している2人に周りにいた女子生徒は、「あの二人ってどういう関係？」・「Aくんの弟くん？」「でも似てなくない？」


などと少々混乱しているようだ、Aと一緒に出てきた男子生徒も「Aあのガキなんだよ」と聞いているがAが一番混乱しているらしい



「な、なんでここに、え？嫌だってスマホ渡したけど場所教えてないし」ブツブツ、、




男子生徒の言葉を無視しひとりブツブツと呟き考え
こんでいる


不意に腹のあたりに衝撃が走り後ろに倒れこみそうなのを足に力を入れなんとか堪える




「....」




その衝撃の正体は三日月なのだが、Aに抱きついたまま何も話さない、




「あ、あの三日月？どうした？」




どうしていいかわからないAはとりあえずそう三日月に声をかけた




「...おそい」




少し間を開けそう呟いた三日月どうやらAが校舎から出てくるのが遅くなってしまったことを言っているらしい




「ごめんな、三日月次からはなるべく早く出てくるよ」



「うん」



抱き付いている三日月の頭を撫でながらそう告げるA


一部の女子生徒から悲鳴が上がった



「やばい！Aくんかっこいい‼」「あの子もAくんに撫でられて嬉しそう！」「猫みたいで可愛い！」



などと言っている、少々見ていると怖い。


その中Aはこうなると予想していたのか三日月と手を繋ぎすでに帰り始めている


どうやって学校に来たのか考え込んでいるAであった。

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