8. 牛鍋屋での出逢い！ ページ10
――牛鍋屋 いろは
「いらっしゃいませ！」
Aがお客を招き入れる。
「すいません、牛肉あと二人前くださーい！」
「こっちにも！」
「はーい！」
Aが返事をしながら、お盆に使用した食器を伸せて、テーブルの上を片付けていく。
「忙しいなー今日もっ」
Aは、テーブルを付近で拭くと一息つく。
――その時。
ガラッ
「いらっしゃいませ！」
Aが振り向くと、
「お腹すきましたね！」
「そうだね。牛鍋を早く頼もうか」
「あまり、食べ過ぎないようにしなよ」
鴎外、春草、芽衣が入ってきた。
「いらっしゃいませ！三名様でよろしいですか？」
Aが入ってきた三人の前にたつ。
「…あぁ」
鴎外が答えた。鴎外はそれからAを見つめ続ける。
何だろう…この感じは。
――彼女、どこかであったか？
なぜか、鴎外は彼女に初めて会ったような気がしなかった。
「わかりました。こちらのお席へどーぞ！」
三人がAに誘導され、案内された座席へ座る。
「ご注文お決まりですか？？」
Aが聞くと、
「あぁ。牛肉三人前おくれ。」
「はい。かしこまりました。後程、お茶をお持ちしますね」
「あぁ。頼むよ。」
鴎外さんはそう言うとにこりと笑う。Aもにこりと笑う。
「それと、君…」
「？」
Aは、首を傾げる。
「どこかで会わなかったかい？」
鴎外にそう言われ、
「え！」
Aは目を見開いた。
「い、いえ。初めてだと思いますよ？」
Aは、突然のことに困惑したが、我に帰って淡々と話した。
「…そうか。それは失礼した」
鴎外は、Aに向かって笑った。
その時。
「あの！」
「？」
芽依が話をすり替えるようにAに話しかけられた。
「牛鍋屋さんには、あなたみたいな年代の方もいらっしゃるんですね！初めて見ました！」
「え…？」
Aは、突然のことに目をパチパチと瞬きした。
「私、綾月芽依と言います！あの、お名前聞いてもいいですか!?」
芽依にｷﾗｷﾗとした目でそう言われてAは、自然と笑みを浮かべた。
「初めまして。藤嶺Aです。この牛鍋屋のいろはで働かせてもらっています。」
Aがそういうと、
「こちらこそよろしくお願いします！」
芽依は嬉しそうに笑った。
。
。
。
end
9. 森邸での夜!ﾀｰｹﾞｯﾄ発見!?→←7. 森邸に届いた妖しき絵画!!
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ﾚﾝ(プロフ) - 白玉さん» 更新お疲れ様です(>_<) いつも楽しく読ませていただいています。これからも更新楽しみにしております！ (2019年11月21日 13時) (
レス) id: 921bb5c416 (このIDを非表示/違反報告)
ﾚﾝ(プロフ) - 白玉さん» ようやく更新できました( ；∀；) 良ければ遊びに来て下さい (2019年10月2日 18時) (レス) id: 7f53fd8807 (このIDを非表示/違反報告)
ﾚﾝ(プロフ) - 白玉さん» ありがとうございます！励みになります！ (2019年9月11日 13時) (レス) id: 48b9dbf864 (このIDを非表示/違反報告)
白玉(プロフ) - ﾚﾝさん» お久しぶりです( `･ω･´ )ネタ探しわかりますなかなか妄想力も伴わないと書けないですよね笑楽しみにしております！ (2019年9月10日 15時) (レス) id: e6c45e943e (このIDを非表示/違反報告)
ﾚﾝ(プロフ) - 白玉さん» 返信遅くなりました！m(__)m ぼちぼち更新していこうと思いますが、中々進みません(--;)困った。早く更新できるようにネタ探し中汗亀歩きになりがちですが、気長にお待ちくださると嬉しいです(*^^*)今日は更新できるかなぁ。 (2019年9月10日 10時) (レス) id: 48b9dbf864 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾚﾝ | 作成日時：2019年5月10日 22時
