７話(´∀｀*) ページ7
10分後。
俺は佐藤と駅前の珈琲店にいた。
「･･･････････････････････」
俺と佐藤に間に沈黙が流れる。
と、とりあいず何か喋らなければ。
「あ、あのさ、知ってるか?からあげくんって鶏肉じゃないらしいぞ」
「･･････････････････」
相変わらず冷めた顔でコーヒーを黙々とすする佐藤。
もう逃げ出してしまいたい。
ていうかコイツはなんでこんなにキれてんだ?
「･･･なんでんな怒ってんだよ」
オレが言うと、
「怒ってないッ!」
ガタッ、と佐藤が立ち上がった。
バタン、と椅子が倒れ、テーブル上のコーヒーが溢れる。
あわてて店員さんが駆けつけ、周囲の目線が集まっているが、
佐藤はそんなことはお構いなしにこう叫んだ。
「眞鍋くんがっ･･･アカリちゃんとばっか喋るから･･･っ、イライラするの!!!!」
周囲の女子高生が「キャーッ」と叫ぶ。
えーと、つまり佐藤は、あのビッチに『嫉妬』してたのか?
「あの、佐藤、それはあの女に嫉妬「してない!!!!」･･････」
そうだった、コイツかなり素直じゃないんだった。
これはもう、
「押してダメなら引いてみろ」だな。ちょっと意地悪してやるか。
ギロリと俺を睨む佐藤に、
俺はあくまで冷静に言った。
「･･････そっか。じゃあ、俺帰るぞ。金は払っとくから」
が、佐藤の反応は、
「･･･勝手に帰ったらいいじゃないですか」
だった。コイツ、どこまで強情なんだ?
俺が金を払って珈琲店を出た次の瞬間、
スコーン!
俺めがけて思い切り紙コップが飛んできた。
さっきの店の紙コップだ。
「いって･･･誰だこ･･･ら?」
見ると、佐藤が大量の紙コップを持って俺に投げていた。
店の人が何人も出てきて「やめてくださいお客様ぁ!」と言っているが、
佐藤はなおも俺に紙コップを投げつける。
「勝手に帰ったらいいじゃないですか!眞鍋くんのバーカ!どうせわたしは女子高生に嫉妬するみっともない女ですよ!!」
俺に向かって『告白』しながら。
ああもう、なんでそんなにお前は、、、
「好きだ」
気が付くと、口が勝手に動いていた。
ラッキーアイテム
革ベルト
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海葵 - からあげくんって鶏じゃ無いんですか！！？知らなかった… (2012年6月21日 22時) (携帯から) (
レス) id: 6af2e495ca (このIDを非表示/違反報告)
神崎りおん(プロフ) - 少女漫画かはどうか分かりませんが「360ﾟマテリアル」っていうマーガレットの漫画が私は大好きですよ♪あ、良かったら友希良いですか？ (2012年5月12日 23時) (レス) id: 8fd1a062e3 (このIDを非表示/違反報告)
都姫(プロフ) - わかったｗｗ いやいや、あぽろの文才といい、人気といい、すごいよ(・∀・) 尊敬するもん(*´ω｀*) (2012年5月11日 23時) (レス) id: fb3cf97822 (このIDを非表示/違反報告)
藤色閃火(プロフ) - デュラ発売って明日だった気が！ひゃほーい(( (2012年5月9日 22時) (携帯から) (レス) id: 0f21a79b7b (このIDを非表示/違反報告)
(壁‖^q^)／ - 櫻綸さんとあぽろさんなんて…どちらも有名なオリジナル小説作者さんじゃないですか！神だ神ww あぽろさん、更新頑張って下さい！楽しみに待ってます(^O^) (2012年5月9日 21時) (携帯から) (レス) id: 3c430c56a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あぽろ | 作成日時：2012年5月4日 20時
