おうちに帰ろ！２__inar

冒険冒険！ ページ34

(request)





涼｢よーぅし！ゆうとくんっ！だいちゃんを案内してあげたまえっ！｣





と、もはや迷路みたいな家のどこかを指さして王様みたいにそう言ったりょーちゃん。


あは、かわいい。笑





__ ウォンッ！！
__ ｱｩｯ ♩





りょーちゃんの言うことを多分理解してる、ゆーとくん。
…絶対理解してない、だいちゃん。笑








伊｢ちぃ、ひか、好きに遊んでてねー｣





そう言うと、好きに散らばる子たち。

前にも何度か来てるから、慣れてるみたいでそれぞれ好きな場所に行ってる。笑








涼｢けーにい！！ケーキっ！お母さんと作ったんだよっ！スゴい？ねぇスゴいでしょっ｣

伊｢はいはい、笑｣






宿題が分からないから、と学校帰りにサロンに来た りょーちゃんは、オレの仕事が終わるまでサロンでずっとウチの子たちと遊んで待っていた。




まぁ考えてみれば りょーちゃんが家に誘う口実だったんだろうネ。笑

だって宿題を溜めることはよくするけど、すぐに終わらせるし。









涼｢…苺のケーキ！！あ、あとでゆうとくんたちにも あげよーっと！｣

伊｢ワンちゃん用のやつにしようね｣

涼｢うんっ！｣









…ゆーとくんたちは、今頃どこで遊んでるのかな？笑









.






.







涼｢…っくふふ、ゆうとくん嬉しそうっ｣

伊｢しー、気づかれちゃうよ？笑｣

涼｢あっ、しぃーっ！！｣








案内しろと自分で言っておきながら、やっぱり気になるみたい。笑

下手くそ(かわいい)な尾行を始めた。
ケーキはちゃんと冷蔵庫にいれたよ！笑







__ ゥワンッ！

__ ﾜﾝｯ♩








涼｢あそこね、うさちゃんの部屋！｣

伊｢…だいき、うさぎさん会ったことないな、…｣







ゆーとくんが入ってった部屋は、ウサギ部屋らしい。
実はオレもこの家の事あんま知らない。笑


だいきは大丈夫か、と心配…








__ ｸﾌｯ、

__ ハッハッハ、…







涼｢んふふ｣

伊｢…大丈夫だったみたいだね｣






心配する必要もなく、自分より小さい うさぎさんもいたりして、楽しんでるみたい。


…よかった。








涼｢！ゆうとくん達、こっちくるよっ｣

伊｢あ、そうだね、隠れよっか！｣






ゆーとくん達に見つからなければいいのに、どこで覚えたのか…

警察でもやらないであろう動き笑(でんぐり返しして物陰に隠れてる 笑)




…あぁ、可愛いなコノヤロウ！笑




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