おうちに帰ろ！３__inar

出張 ページ17

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伊｢ ...... ｣

薮｢ .. 笑｣







どうして。








伊｢ ... だーいちゃんっ｣

薮｢やっぱりか、笑｣









どうしてヨ！！








伊｢だいちゃんてばぁ、｣








オレがあげた服を被って鼻先だけ出してる。

…いつも呼んだらすぐ突進してくるのに。









涼｢ずっといじけてるの！
ゆーやも一緒に遊んでたんだけどね、ちぃちゃんとかヒカルくんが遊ぼーって言ってもイヤイヤってして、
ずぅーっとあの服にくるまったまんまだった！｣

薮｢…まぁ機嫌が良くなるまでの辛抱だな｣









そんなの耐えられるわけないじゃん、て言おうとしたけど…


問答無用でオレは仕事行ったし…。

何も言えねぇ、









__ ... ､

涼｢だいちゃん、慧にぃ来たよ！｣

伊｢ちぃちゃん、ヒカルぅ…、｣









オレの出張を経験してるこの子たちは、喜んでオレの所へ来てくれる。






__ ニャ

__ ワンッ

伊｢うん うん、お家帰ろうね｣








この子たちの言ってることはよく分からないけど、何となーくそんな感じだからそう言うと…。







涼｢えぇー、もうお家帰っちゃうの？やだぁ！｣

伊｢りょーちゃんありがとうね！大変だったでしょ？｣

涼｢んーん！かわいかった！あとねあとね、ゆーとくんも、楽しそうだったよっ｣








はぁ、りょーちゃん可愛い。笑

それに妹ちゃんとも仲良くやれてそうでオレも嬉しい。







伊｢んふ、そっか！今度またうちおいで？｣

涼｢じゃあ明日はー？？｣









明日！？早くないか！？笑

まぁ暇だからいいんだケド！！








伊｢じゃぁ、お母さんに良いよって言われたらね？｣

涼｢はぁーい…。…だいちゃん、ちいちゃん、ヒカルくん、またねっ！あと、やぶっちせんせーもバイバーイ！！｣

薮｢え、俺だけ軽くね？？笑｣









まぁそんなこんなで、無事家に帰ってきて。






ピューンっ！

と、だいちゃんは定位置に一目散。
いじけてるけど、オレのあの服は頭から被ったまま。笑







伊｢…今日はみんなで一緒に寝ようと思ってたのになぁ｣







一人呟きながらご飯を食べて、寝る準備をして。
…その間もだいちゃんはいじけてる。







伊｢明日には機嫌良くなってるかな｣







なんて不安に思いつつ、眠りにつく。






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夜中、何故か目が覚めて起き上がろうと…









伊｢だいちゃん、笑｣









…オレの服の中…お腹の上でまん丸くなってスヤスヤ寝てました。笑



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