今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:4,769 hit
小｜中｜大
序章 十五歳、世界の始まり ページ1
竜太「うわーっ！おじいちゃんち来たーっ!!」
はしゃぐ弟の竜太の声で、Aは目を開けた。
父「この橋見えると、おじいちゃんち、って気がするよな。」
ハンドルをにぎる父の声も、心なしか弾んでいる。
Aたち家族を乗せた車は、今まさに、赤い大きな鉄橋に差しかかろうとしていた。
母「なんかまだ信じられないよ……あたし、旅館の女将なんてできるのかなぁ。」
助手席で母は、父に向かっておどけたように言う。
父「大丈夫大丈夫。母さん美人だからなんとかなるさ。」
父もまた、明るく笑った。
でも、Aは一緒に笑う気持ちにはとうていなれない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 16人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
☆レイラ☆(プロフ) - 橙てるてるさん» ありがとうございます！面白くできるように頑張ります！ (2017年1月29日 19時) (
レス) id: 0a8e224d8e (このIDを非表示/違反報告)
橙てるてる - 続きたのしみにしてます！ (2017年1月29日 19時) (レス) id: bdb880992a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：☆レイラ☆ | 作成日時：2017年1月25日 20時
