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84. ページ34

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今日も絶好調の売り上げでした


一般公開も終わり在校生だけになった




花火が上がるのは18時から


只今の時刻、17時50分







『じゃ、行ってくる』


(妹)「うん、行ってらっしゃい!」






薄っすら化粧なんかしちゃったりして
身だしなみも完璧に仕上げてきた



『ジンくんお待たせしました』


SJ「うん、俺も今来たところ」




文化祭の話で盛り上がって
気づけば花火が上がるカウントダウンが始まる



『あ、来るよ!』




ドオォン



という音と共に綺麗な花火が空に咲く




『うわ〜、綺麗。高校でこのクオリティの花火観れるなんて』



SJ「うちの学校、無駄なとこにお金かけるよね」



『無駄じゃないよ!良い思い出になるよ!』







『ジンくん…私、私ね、ジンくんのこと』



SJ「ストップ!」



せっかくの告白を止められる


え、言わせてもくれないってこと?





SJ「はー… 俺はAのことが好き。だから俺の彼女になって下さい」




ん?
ジンくんが私のこと好き?



目から自然と涙が出てくる




『わ"だじな"んがでいい"の?わだじもジンぐんがだい"ずぎぃぃ"』



SJ「うわぁ、もう泣くなよ〜」



『わたし、ジンくんの彼女になります』



SJ「うん、じゃあ今日からよろしく」



『うん、よろしくお願いします』





両想いになれるってこんなに幸せなことなんだ


そして、奇跡みたいなことなんだ





『ふふふ』


SJ「なに?」


『幸せだな〜って』


SJ「俺も幸せだよ」




そう言って頭を撫でてくれるジンくん




え、死んでも良いですか?



いや、死なないですけど




幸せすぎます







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作者名:ou | 作成日時:2019年10月24日 12時

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