好きと言って II (ページ22)

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YouSide

(妹)もいないし暇だな

お昼ご飯食べるくらいお腹も空いてないし

ジョングクもいないし

ジンくんとは気まずいし

昔はすぐジンくんのところにいって
ジンくんがゲームしてるのをずっと見てたっけ

見てて何が楽しいの？ってよく言われてたな

そっからゲームするようになって今じゃプロゲーマーになれるんじゃないかくらいの腕前

久々にやろうかな

ジンくんもやってないかな

ゲームを開くけど

居ないよね、うん

暫くすると

〈ジンが入室しました〉

とのアナウンス

え、なんという奇跡

オッパと話したいな
そしてちゃんと昨日のこと謝ろう

でもゲームの中で謝るのは違うかな？

なんて思いながらもマイクをオンにしてジンくんに繋げる

SJ「なに？」

『一昨日はごめんね』

SJ「はー」

『え、なんで溜め息？話しかけられたくなかった？』

『あれ、ジンくん？』

返事がなくなったかと思うと玄関が開く音がして
勢いよく部屋のドアが開いた

『え？ジンくんどうし…』

言い終わる前にジンくんが私を抱きしめる

私の心臓がだんだんと速く鳴りだす

SJ「俺の方こそごめん。またAに甘えてる」

『何言ってるの？甘えてるのは私の方だよ』

ジンくん優しいからこうやってすぐに許してくれる

SJ「よし、ゲームやるか！」

『うん、久しぶりにジンくんがやってるとこみたい』

その後は暫くジンくんのゲームしているとこを眺めて私もジンくんに教えてもらいながらゲームを進めた

久しぶりのこの時間がとても楽しかった

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