好きと言って II (ページ3)

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この学校は社会勉強のために本当の経営をすることをコンセプトにしてるらしく本格的に行われるため、
文化祭の準備にかなりの時間が費やされる

そのため最初の出資金額も決まっており、
衣装は各自で手作りすることになった

『こんな感じの耳で良いかな』

TH「俺はこんな感じ、どう？」

『うわっ、本物っぽい』

テヒョンくんは本当に虎っぽいんだよね
獣感漂わせつつ猫っぽい可愛さもあるみたいな感じ

各々教室で作ったり家庭科室で作ったりと自由にやってる中、私たちはと言うと空き教室でやってる

テヒョンくんが見つけたらしいんだけど
確かに集中できて快適な場所

だから作業する手も進んでく

『はぁ～、私はちょっと休憩』

そう言って窓を開ける

持っている衣装が風に吹き飛ばされそうになるのを
テヒョンくんがナイスキャッチ

『ありがとう』

テヒョンくんとの距離はかなり近い状態だった

TH「どういたしまして。成功すると良いねカフェ」

『もちろん、狙うは１位でしょ』

そんなやりとりを交わす

TH「グクのクラスの出し物行く？行くなら一緒に行こう！」

『うん、行くよ！そうだね、(妹)たちとも合わせて行きたいよね』

そんな感じで衣装を作成する日が1週間続いた

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