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TH「おはよ」
やっとAが目を覚ました
あれから3時間ほどは寝てたのかな
どんだけ無防備なの?
そして、自分の置かれている状況が読み込めていないのか目をパチクリさせている
うん、そうだろうね
だって俺とおんなじ布団で寝てるんだもん
相変わらず人の心配ばかりするA
あんなところで寝てたらAまで風邪ひいちゃうじゃん
急いで帰ろうとするAに
もう0時を回っていることと
(妹)には連絡を入れていることを伝え
泊まるよう言った
また、俺の風邪の心配
その前に男女がこの家に
2人で寝ることを心配して欲しかったな
俺は男として見られてないんだろうね
お風呂に入っているAに声をかける
すぐそこでお風呂に入っていると思うと興奮してしまう
いや、ほら俺だって健全な男子高校生ですから?
お風呂から上がってきたA
いや、ズボンは?
なんで履いてないの?
暑かったから履いてないけどスパッツ履いてるから大丈夫。襲わないから安心して。
って何?
俺を殺す気?
襲わないから安心してって何?
TH「いや、うん。俺が襲っちゃいそうなんだけどな」
ん?と聞き返すAに何でもないと答え
DVDを観ようと提案する
私も魔法が使えたらなって言ったから
もし魔法が使えたら何をするか聞いてみた
先生に黒板消しの粉かけるとか
なにその可愛い使い方
俺は何するのか聞かれたから
Aが俺を好きになってくれるようにって言った
もう好きだから効かないよ
なんて顔色変えずに言ってくる
そうじゃない
そうじゃないんだよ
1人の男として見てほしい
そう伝えると一生懸命に考えてくれてるのか急に静かになるA
今はまだ返事はいらない
俺を1人の男として意識してこれからを
接してくれればそれだけで良い
これから好きになってもらうから
覚悟しててね?
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作者名:ou | 作成日時:2019年10月24日 12時