好きと言って II (ページ11)

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JungkookSide

「ねえ、あの2人何なの？」

いつも4人で行く学校への道

ソクジンヒョンの隣がAちゃんで

僕は(妹)ちゃんの隣

というのがお決まりの並びだ

今日もその並びなんだけど、明らかに雰囲気が違う

でもいつも通り隣に並ぶんだから習慣ってスゴい

(妹)「昨日、色々あったみたい」

「あーあ、(妹)ちゃんが素直過ぎるから」

(妹)「本当にね。あの時の自分をぶん殴ってやりたい。でも話聞く限りじゃジンくんもジンくんだったよ」

「そうなの？」

ったく、めんどくさい2人だな～

明らか両想いなのに、
Aちゃんは鈍感なのか全然気づいてないし

まあ、今まで散々あしらわれてきたからかもしれないけど

ヒョンもヒョンで肝心な一言は言ってないみたいだし？

「ヒョン！ちょっと！」

ヒョンを呼んで一緒に並んで歩く

「ヒョンどうしたの？何かあったの？」

SJ「何が？」

「何がってどう見ても変だよ2人」

SJ「ジョングクも心配できるようになったんだな。昨日な…」

ソクジンヒョンが昨日あったことを説明してくれた

「もう！なに言ってんの？バカなの？それはAちゃんが怒っても仕方ないよ」

SJ「謝ろうと思ってるけどタイミングがなくて」

「今いっぱいタイミングあったじゃん！このままじゃ本当に居なくなっちゃうかもよ？」

本当にソクジンヒョンはズルい人だ

こんなに好かれてるのにそれを放置して、
挙句に無神経なこと言って

そう考えたらAちゃんって強いよね

これからはちょっと優しくしてあげよう

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