不思議の国 (ページ33)

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ただいま何を食べに行くか考え中

ジミンはなんでも良いとか言って決めてくれない

そうなるとみんなはあれが食べたいこれが食べたいと言いたい放題でなかなか決まらない

『私が作りましょうか？』

JN「つくれるの？」

『はい、今言ってたやつはだいたい作れますね。無理なやつはデリバリーで』

RM「じゃあおねがいしようか」

『そうとなれば買い出しに行ってきます』

JK「ぼくもいきます！」

一悶着あり結局私とテヒョンで買い出し中

テヒョンは子供みたいにはしゃいでるから
見てるだけで笑っちゃう

TH「なんでひとりでわらってるの？」

『テヒョンが面白いから、元気になってるし良かった』

TH「なんでわかったの？」

『うーん、なんでだろう？通じ合うものがあるのかな？なんてね』

すると急に手を繋いでくるテヒョン

びっくりしてテヒョンの方を見ると真剣な顔をしてた

『どうしたの？』

TH「つうじあえるかな？って」

『なにそれ、早く買い物終わらせよ！』

家に帰り着くと駆け足でジョングクが玄関までお出迎に来てくれた

JK「やっとかえってきた」

『ん？ただいま。どうしたの？』

JK「おかえりなさい。さみしかったです」

いや、たった３０分くらいじゃん

可愛いかよ！この子は！

美春「ぎゃぁぁー」

え、この声は美春？

『もしかしてなにか作ってる？』

JK「ん？なにかしてました」

急いでキッチンに向かうと何をどうしたらそうなるのかわからないくらい散らかっていて変な物体が飛び散ってた

『美春大丈夫？なにしてんの』

美春「ジミンにケーキ作ってあげたかったの」

『もう可愛いやつめ、一緒に作ってあげるから』

YG「化粧は上手なのに料理は出来ないんだな」

そうなのだ、
美春は器用なくせに料理だけ壊滅的なのだ

朝ご飯の支度だって実はサラダを盛ってただけ

みんなは意外だと驚いている
私の方が出来なさそうなんだとさ

それは失礼にも程がある

私は一応栄養士の資格も持っているのだぞ！

料理をせっせと作っていると
ジョングクが近くに寄ってきて
口を開けて待ってるから食べさせてあげる

『おいしい？』

JK「おいしいです」

そんなやり取りをした後、
テヒョンが同じように口を開けて待ってる

さっきからジョングクと同じことをしてくるテヒョン

うん、謎な生き物