不思議の国 (ページ22)

今日:11 hit、昨日:0 hit、合計:8,632 hit

22. ページ22

.

私と美春で夜ご飯の準備をしてみんなで食べて
今は絶賛団らん中

SJ「うぁぁぁわ」

《ボリボリボリボリ》

JH「ぎゃぁぁぁ」

《ボリボリ》

JK「ヒョン、シー」

《ボリボリボリボリ》

そう、ホラー映画なうです

美春とジミンなんか半分抱きついて観てるけど

JK「ヌナはだいじょうぶですか？」

『うん、だいじょうぶ』

《ボリボリ》

JK「ほんとですか？いつでもぼくのむねをかします」

私はホラー映画は割と得意でよく観る分野
お化け屋敷とかは苦手だけどね。
驚かさせれるのが無理だから

YG「おい、お前ら二人さっきからボリボリうるせぇんだけど」

ユンギさんが何か言ってる

TH「うるさいって」

『芋けんぴに罪はないよね？テヒョン？』

TH「シー」

と言って私の芋けんぴを取り上げた

『え、わたしの！』

テヒョンめ、裏切り者！

JK「ヌナ！シー、こっちきて」

呼ばれたからジョングクの前に座ると
後ろにべったりジョングクがくっついてる

私は１６０センチはあるから普通にこの体勢ジョングクがキツイと思うんだけど

『ジョングク、こわいの？』

JK「ちがいます、だきまくらです」

クッションなら今あなたのお尻に敷かれてるよ？

というか冷静に考えてこの状況はさすがにヤバい
心臓がさっきからうるさい

どうかバレませんように

JK「ヌナ、ドキドキはやい」

『こ、こわいからかな』

JK「いまはこわいところじゃないです」

チッ、バレたか

『私はジョングクのファンだよ？こんなご褒美みたいなことされたらさすがに心臓もバクバクだよ？』

ちぇっ、伝わらないか

なんとか心臓の鼓動を抑え映画に集中する

チラッとジョングクの方を見ると目が輝いてた
この子に怖いものなんてあるの？

JK「みすぎです」

手で顔を前に向けられた

映画もおわりジョングクから解放される

はー、違う意味で心臓に悪かった

この３日間だけで一生分の幸せを使い果たしてしまってるんじゃないかって心配になる

また始まるホラー映画

２本目だよ？

みんな怖がりながらもちゃんと観るからね

ジョングクはヌナ！って言って自分の前をポンポン叩いてるから私は首を横にふる

さすがにもう心臓に悪いからね

するとスーっと誰かが前を通って
悲しそうにするジョングクの元へ行ったのはユンギさんだった

そして、ジョングクの前に座った

ん？